トヨタ のみんなの質問

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世界がトヨタのハイブリッド車を超えるクルマを生み出せなかった理由はなんですか?

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回答一覧 (2件)

  • あれ、自動車の再発明と言っていいくらいのシステムですよね。1990年頃、遊星ギアとモーター2つとインバーターからなる「電気式無段階変速機」を社内で開発したらしいです。トップダウンで始まった21世紀の車に関するプロジェクトで、「既存ガソリン車の2倍の燃費効率」という目標達成のため試行錯誤した結果、その変速機にバッテリーを追加したハイブリッドシステムができました。

    当時は車に積めるサイズで何十kWもの電力を扱えるインバーターが存在せず、損失も耐久性も不十分な中、モーターのコイルを「手巻き」し、電気の知識も乏しい自動車会社がかなり無茶をして開発した様子は、本にまでなっています。特に印象深いのが、現在日産が採用しているシリーズ式に関する記述で、シミュレーション段階でほとんど燃費向上に貢献しないと判断されて却下されたようです。当時の半導体技術では、動力と電気を変換する際のエネルギー損失の方が大きかったと。

    THSは変速機であり、エンジンの回転力を発電機に伝える傍ら、その反力で直接タイヤを動かすことが可能です。発電した電力はバッテリーに蓄えるだけでなく、そのままモーターに回すことでトルクを増幅させます。ベルト式のCVTと似た動作を、ギアと電気で行っているので、摺動部分が全く存在せず、ATやMTと比べてもシンプルで耐久性の高い構造であり、「直接伝達する」成分があることで、エネルギー変換による損失を最小限にしています。このような理想的なトランスミッションを1997年に商品化した後、他社からようやくマトモなストロングハイブリッドが出たのは2010年代に入ってから。その頃のトヨタはプリウスを中心に何百万台も製造販売しており、部品代も制御ノウハウの蓄積も、今更同じことやっても追いつけない(マツダやスバルみたいに、システムごと買った方が安い)と判断されたんじゃないでしょうか。

    120km/h超領域での運転のため、THSの後ろに副変速機としてATを積んでいるクラウンやレクサスの一部のハイパフォーマンスカーを除き、プリウスやアクアやカローラに関しては、基本構造が1997年の初代プリウスから変わっていないのは、当時の開発陣の先見の明を表していると思います。

  • ID非公開さんへ

    未だ判りませんよ〜、、、と言うのは置いといて。d(^^;)

    某ヨタのHybridが採用しているTHSという機構が、ほぼ理想の構造を実現してしまっているから、ではないでしょうか。
    そして、Hybrid化で生じるデメリットを、電動をエンジンと協働させる事で、エンジン側にもアトキンソンサイクル化という変革を盛り込む事でカバーした。これで、加減速の繰り返しが無い高速巡航でも燃費低減が望める。と見切って構成し、成立させた。
    昨年今年と、渋滞で不具合発生が報道されてしまったホンダの様に、某ヨタの特許を回避しようとして考案した方式が示した結果からも、THSが良く考えられた構造・方式だと言えるでしょう。

    機械式の変速機等を全部廃止したシリーズ式も、純粋な電動の駆動系だと効率が悪い。ので、常温超伝導の実現が待望されていたりする。
    だから、機械式駆動系と電動を協働させる。
    良く検討されていると思います。

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