No.437 スバル フォレスター この車の評価、思い出があればお願いします。

Question

Answer 1

この画像は2002年の2代目モデル・・・ですよね？
初代との識別が難しい笑

RVブームまっさかりの95年モーターショーでストリーガというコンセプトカーがありました。形は良い。でも｢ハイパワーターボ搭載のSUV｣という意味不明なコンセプトにめまいがしたのを覚えています。｢アホやろ・・・｣

当時の私はクロスオーバーSUV(当時はクロスオーバーという区分はありませんでしたが)に否定的で、正直馬鹿にしてました。94年デビューの初代RAV4は、本格SUVの初代エスクードより頼りなく見えたし、95年デビューの初代CR-Vは背面スペアタイヤをつけたミニバンでした。こいつはスタンバイ四駆のうえに排気系の取り回しは悪路を全く想定していませんでした（めまい）

SUVの走破性が国内で一番輝くのは、なんといっても雪道です。そんな局面では、じゃじゃ馬ハイパワーは邪魔。より低回転域からフラットにレスポンス良く立ち上がる素直なトルク特性の方が大切。だからストリーガに対する印象は｢こんなの何に使うの？｣でした

それから2年後、初代フォレスターがデビュー
当時、トルクスプリット四駆を搭載した国産SUVは2代目ビッグホーンと2代目テラノしかなかったので、そこは興味津々です

でも全グレードハイパワーターボ搭載。そして実物はどうにも狭い、荷物も載らない。これでは不快で不便で単なる移動手段にしかならない

ディーラーの若い整備士さんはエンジンのスバルサウンドをアピールしてましたが、うつろに響いていたのを憶えています。そんなものはどうでも良い。排気音がいったい何の役に立つのか？無音だったら感銘を憶えたかもしれませんが

4代目フォレスターの開発に関わった人が｢当時のスバルは良いSUVとは何かが全然わかって無くて、とりあえずターボを載せるくらいしか思いつかなかったのだろう｣とネット上に記してますが、私も全面的に同意です

｢フォレスター＝ローダウンしてエアロを付けてSUVモドキにするためのクルマ｣という先入観がここで確立しました。以後、フォレスターは常に視界の外。使えないSUVに用はない

それから四半世紀。アウトバックのカタログ欲しさに立ち寄ったスバルディーラーで5代目フォレスターをはじめてちゃんと見ました

｢素晴らしい！これぞSUV｣。もう一目ぼれです
基本に忠実、あるべき姿をとどめ、凛としたSUVがこの時代に残っている

開放的な空間、すっきりと至近距離まで見渡せる視界、上下左右に貪欲に稼いだ使いやすそうな荷室、完備したオフロード制御、そして国産クロスオーバー最高の最低地上高220mm・・・
アヒルの子は白鳥になっていました

微速からモーターアシストが入る駆動系も気に入りました。理想的
ターボの試乗も自動車専用道を含めてしましたけれど｢荷物満載の坂道では頼れる｣という印象しかない。とにかく自分はマイルドハイブリッドが欲しい

さすがに冷静になって国内外のSUVのデータベースを作成し、ディーラー回りと乗り比べを繰り返し、さらに海外動画も含めた情報収集・・・それぞれ良さはあったけれど、私のこだわりポイントに満額回答できたのは結局フォレスターだけ

検討開始から丸１年で契約。まさか自分が将来フォレスターオーナーになろうとは。でも良いものは良い

若い頃に初めて新車で買った本格SUVのナンバーを襲名させました。クロスオーバーでも有能ならば構わない。その頃から使っているルーフキャリアも相続。以来2年。期待以上に忠実に応えてくれる働き者です

次世代は更にSUVらしく洗練されているのでディーラーに現れる日が楽しみですね

Answer 2

現在の愛車です。4代目フォレスターXT、280PSのCVT車でSUVとは思えない程の加速力です。
また悪路走破性能も自動ブレーキ性能も素晴らしく、室内のプラスチック感さえ我慢出来れば文句の付けようがないです。
ノンターボや1.8ターボなら燃費を気にすること無くフルタイム4WDの恩恵を受けられます。
画像のフォレスターは2代目ですが、このクルマにも乗っていました。
EJ20エンジンの不等長エキマニ排気音、いわゆるボクサーサウンドが味わえた楽しい車でした。
正直、乗り換え先に苦慮しています。
パワー、悪路走破性能、乗りやすさ、自動ブレーキ性能、価格。
もはやバーゲンプライスだと思います。
手入れして長持ちさせます。
燃費を気にする人は絶対に買ってはいけない、典型的なスバル車です。