スバルのEJ20について、なぜ名機と呼ばれているか、そのすごさやメリットなど教えてください。 反対にデメリットも教えてください。

Answer 1

凄い所・メリット
２リッターターボエンジンなのに、１．６リッターNAの様に8000回転までノンストレスで一気に回る。振動も一切なし。当時の他メーカー２リッターターボは大体6500回転で頭打ちになっていた。しかも、振動がひどかった。
ビックボア×ショートストロークエンジンの為、ある程度まではパワーアップがしやすかった。
当時の280馬力自主規制を、２リッターターボで初めて達成した。
WRCで何度もチャンピオンを取った。ちなみに当時のトヨタは何をしてもスバルに勝てなかった為、レギュレーション違反をしてWRCを１年間追放されています。
耐久レースでも、ある程度の結果を残せた。
オールアルミ合金エンジンの為、他メーカーのエンジンより軽量に作れた。
30年近く製造されたため熟成が進んで、最後にはハイパワーとある程度の燃費を両立できた。（あくまでハイパワー車としてはの話。一般的な車とは比べないでください。）

デメリット
ビックボアの為、低燃費化が難しい。
直４エンジンよりパーツ数が多くなる為、高価になる。
整備性が良くない。（プラグ交換は大変、逆にタイミングベルト交換は簡単）
オールアルミ合金エンジンの為、カリカリのチューンアップには耐久性が難あり。

デメリットも多いエンジンですが、それ以上にメリットが多く色々と伝説を残した名エンジンです。燃費規制がなければ、まだまだ楽しめたかもしれません。
可能ならば、一度乗ってもらいたいです。

Answer 2

メリット、2リッターターボ4WDにしては燃費がよい、WRCの息吹きを感じる。
デメリット名機て言われてるのは日本だけでアメリカでエンジンオブザイヤーをとったのはEJ25。
日本人は何でも名機にする、俺知ってる知ってるてのが多い。話変わるけどGT500で途中日産RB26がレースに勝てないエンジン重量から途中でVQにしてライバルにやっと勝った時、名機て何でしょうなって思いました。

Answer 3

すごいってのじゃないけど、EJ20はスバルが改良に改良を重ねて30年使った水平対向エンジン。もう昔だけどWRCもそれで勝った。
で、メリットもデメリットも、水平対向エンジンゆえに...ってなるよ。
メリットは、縦置き低重心、ボクサー効果？で振動が少ないので車両はデフとか含めてパワートレインの配置が左右対称にしやすい。ショートストロークで高回転。今はポルシェとスバルしか乗用車用の水平対向エンジン造ってないという希少性。
デメリットは、エンジンが横に広いんで、燃費向上しようにもロングストロークにしにくく圧縮率を上げられない。ヘッドが真横向いてて整備しにくい。エキマニがエンジン下で効率良くない。エンジンと前輪がお互いの位置をスポイルし合うので重心を後方にしにくい。同様に補器類の配置がエンジン前に集中するんでノーズが長くフロントヘビーになりやすい。あと、TGV ( タンブルジェネレーターバルブ ) がよく壊れる。

Answer 4

・企業の事情もあり、長く作られた、継続は力の部分の評価。
・長く作られたのでいわゆる熟成、エンジン自体の故障は少ない評価。
・長く作られたのでファン、乗車経験者が多い。好き、思い出の評価増し。
・8000まで回るスポーツ特性や、モータースポーツでの長年の実績が
きちんと有るという評価。
(ランエボの4Gが評価されエボXの4Bエンジンが評価されないのと同じ）

以上を総合して名機という評価になるのでしょう。
個人的にはスバルの評価はこれも長く利用され、壊れた、壊れやすいという
のを殆ど聞かない数種ある熟成の4WD機構だと思います。

EJ、4G、３Sような官能性もそこまで無い4気筒系統のエンジンを
ただ頑丈なだけ、長く作られただけで名機と言うのは微妙ですが
レース実績での好感度、評価アップがかなり大きいはずです。

メリット
・EJ25、４G、３Sなどと違いターボだけど7500-8000（ATは7000rpm)
まで回る高回転型の、今となってはの希少性。
・独特のエンジンノイズ。
直6や多気筒エンジン、ロータリーのようによどみなく回るとは違う、
メカニカルにシュイーンと高回転に向かって回るフィールは独特です。
4気筒で回した時のフィールに個性と魅力を感じるのはEJ20とVTEC位。
(ボクサーサウンドは排気系の話)

デメリットは
・燃費悪い、
・始動音がデカめ、温まると静かになる。
・高出力化やラフな使い方するとオイル漏れ確率上がる。
・DIY整備性悪いです。
・低速トルクがない、２L直６みたいな。
・アルミブロックエンジンなので、鋳鉄ブロックエンジンほど頑丈では無い。

Answer 5

一部のスバルオタクが持ち上げているだけ。
エンジンに詳しい人は稚拙な設計にダメ出ししている。

EJ20の初期型は1800ccの直4なみに軽かったけど、
クランクケースの剛性不足で距離走るとメタルが減って
ガラガラ音が出た。
クランクケースを補強した後期型は
不具合でなくなったけど、エンジン重量が
直4鋳鉄ブロックの4Ｇ63より重くなっている。

Answer 6

◎1989年登場～30年もの長い間使用された。
◎競技（WRC、GTレース)でも使用され、活躍できた。

×設計が古く、重く、最新環境に適合しにくくなった（燃費含む）

これが三菱の4G63と並び、名機と称される理由です。

Answer 7

スバルのEJ20について、なぜ名機と呼ばれているか、そのすごさやメリットなど教えてください。
１つのエンジン
販売年数が長い