サーブ のみんなの質問

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欧州で今はやっているダウンサイジングターボと、昔、サーブが売っていたライトプレッシャーターボは違うものでしょうか?両者の違いを教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

lou_lukaさんへ

基本的には狙いは同じだろう、と思います。
出力を同じとして比較する場合、過給でトルクを稼いで排気量を小さくすると、ピストンとシリンダーの擦動面積が減らせる事に成りますから摩擦損が減り、燃費が向上する事に成ります。
一方で、アイドルや低回転域では過給圧が上がらないTurboでは劇的にダウンサイジング出来ない事、燃料冷却が欠かせなく成ってしまう事等から、中々思い通りに行かないのです。

と言う事で、実用域でトルク増強を謡っていたのがライトプレッシャーターボだとすれば、より明確にダウンサイジングでの燃費向上を謡うのがダウンサイジングターボ、と言う事に成りましょうか。大きな違いではありません、共に未完成な技術なので。


尚、燃料噴射がシリンダー内直噴と成っても、点火着火前に混合気を作って圧縮する事では変わり無いので、決定打には成り得ません。僅かに気化潜熱で冷却出来、充填効率が上げられる、という位でしょうか。(とても圧縮比14を実用化する程では無い)
なので、膨張比は14、圧縮比は10、という様なミラーサイクルエンジンと、過給を組み合わせる事が待ち望まれているのです。

現在、一応の完成形と見て良いのは
1.膨張比14を達成する事
2.スロットル弁を廃止して、吸気弁閉じ時期を連続可変構造にして出力や過給圧の制御を行う構造にする事
3.Turboでは無く、高効率機械式過給器を第一に採用する事
の3つを同時に実施したエンジンです。シリンダー内直噴は必ずしも必要では無い技術です。


とUpしてから他の回答を見れば、お二方が直噴をキー技術だとしていますので、追加します。
ガソリンに代表されるオットーサイクルエンジンと、ディーゼルエンジンの最大の違いは、着火後に燃料が供給される「拡散燃焼」を行うか行わないか、です。
ガソリンエンジンは点火着火前に理論空燃比の混合気を予め用意しておいてから点火着火するので「予混合燃焼」と呼ばれます。
直噴しようがポートに噴射して吸入しようが、大きな違いは無いのです。

空気だけ圧縮して燃料を噴射しながら燃焼させる、と言うのは拡散燃焼に当たりますし、拡散燃焼を行う事によってNOxと黒煙の同時発生を抑制出来ないから、ディーゼルは排ガス対策で苦労しているのです。
わざわざ税金の高いガソリンを使うのに、パワーが出ず、排ガスも汚い拡散燃焼を行う事は在りません。

その他の回答 (2件)

  • ライトプレッシャーターボは、馬力より低速トルクを稼いで乗りやすくした過給システムで、シリンダー内に混合気しか送れなかった時代の省燃費型ターボです。

    最近のターボは、幾ら圧縮しても異常燃焼の起こらない空気だけを先に圧縮した後、ガソリンを噴霧する直噴システムですので、圧縮比を落とすことなくターボ過給できます。当然、従来型よりも燃費面でも向上します。

    双方共に燃費を落とすことなく、パワーを得るという点では共通していますし、サーブは先見の明があったんだなと感じます。
    従来のターボは2000ccでそれ以上の排気量パワーを得ることが目的でしたが、ダウンサイジングターボは2000ccのパワーをそれ以下の排気量で得ようとするだけの事で、言葉の通りですね。
    ただ、直噴技術によって得られるパワーが上がってるのは事実です。

  • 欧州が行っているのは混合ガスを送り込むわけではなく、空気だけをターボで送り込んで、圧縮された状態で燃料をシリンダー内部に直接噴射しています。

    これはディーゼルエンジンが進んでいる欧州ならではの解決方法とも言えますが、高い圧縮にしても空気だけでは爆発しませんので、少量の燃料で大きなエネルギーを得る事が出来ているようです。

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