基本的に、自国に自動車メーカーのある国は、アメリカや日本、ドイツ、フランス、イタリアなど、経済が発達していて経済規模もそれなりに大きい国ですが、

Question

人口も少なく経済規模も小さいスウェーデンに、ボルボとサーブという2つの自動車メーカーができたのはなぜなのでしょうか？もちろん、今は、ボルボもサーブも中国の自動車メーカーと言えるのかもしれませんし、サーブは本来、自動車ではなくて航空機のメーカーだと言うこともできますが、一応ここでは、ボルボもサーブも、スウェーデンの自動車メーカーとして扱いたいと思います。よろしくお願いします。

Answer 1

スウェーデンの場合、最近の人口やGDPなどで考えると、欧州各国の中ではベルギーやオーストリアなどと似た経済規模になります。実際には一人あたりGDPではあきらかにその2国より高く、実はイタリアやフランスはおろか、日本やアメリカよりも高いという、「豊かな小国」です。

ボルボやサーブの存在には、様々な要因が考えられます。
まず地理特性として、陸路でヨーロッパ中央部へ行くには大きく迂回しなければならず、冬期の氷雪もあって、隔離性が高かった(それだけ他国の企業にとって吸収するメリットが薄い)こと。さらに良質の鉄鉱石に恵まれ、古くから重工業が盛んであること。また、武装中立国として世界大戦に(国として正式には)参戦しておらず、その戦火に国土をさらしていないこと。そして武装中立を維持するため、国産の兵器産業が重視されたこと。
それらが相まって、戦前からのメーカーが生きながらえてきたのでしょう。

Answer 2

スウェーデンは寒い国です。
他の国とは気候が違う為、自国に合った車が必要だったのでは。
道には凍結防止剤を大量にまきますし、寒い為、シートにもヒーターを入れる位ですから。

Answer 3

そりゃオメエ大規模な戦争を経験した国だからな

産業の歴史を調べるなら戦史を調べてみろ