リサーブタンクのクーラント量の水位について

Question

エンジンが冷えている時にＬＯＷの位置
エンジンが温まっていてサーモが開いて循環してる時に
ＭＡＸの位置まで水の補充をしました。

しかしエンジンが冷えてもサブタンクの中のクーラントがＭＡＸから動きません。

原因は何が考えられますでしょうか？

Answer 1

ラジエータキャップぐらいしか考えられませんが、冷えていると言っても温い程度だとあまり下がりませんよ。

完全に冷えている朝一に確認してみてください。もしそれでも水位が下がっていないようであれば、ラジエータキャップを外してみて。たっぷり水が入っているなら正常です。

Answer 2

エンジンが暖まって、サーモが開いて、さらにガンガン走りこまないと、ラジエータキャップは開きません。
エアが抜けない。
ですから、ラジエータキャップを少し開いてエアを逃がしてください。
で、すぐに締めこんで、冷えるのを待てばリザーバの液量は減少します。

熱い時にキャップを緩めると火傷します。
濡れたタオルなどで覆って、キャップを一段階緩めると、安全にエアを逃がせます。
2段階目まで緩めると、キャップが飛びますので押さえつけながら作業してください。

Answer 3

ラジエターキャップの圧力弁ですが、例えば１．１キロ規定のキャップであればラジエター内の圧力がそれ以上になると（高温による冷却水の体積膨張）バイパスが開いてリザーブタンクへ冷却水を逃がすことによって内圧を１．１に保つようになっています。

そしてエンジンが冷えてきてラジエター内圧が下がってきたら冷却水の体積が元に戻るのにしたがって今度はリザーブタンクから冷却水が吸いだされてラジエター内部へ戻っていきます。

ゆえに圧力弁の規定より低い内圧であれば（冷却水の温度が高温になっていない場合）バイパスが開かずにリザーブタンクのレベルも変化しません。

それ以外ではラジエターキャップの異常が考えられます。