ミニのクロスオーバーJCWをどう思いますか？ DやSDよりお金を出してJCWを選ぶ理由はなんでしょうか？

Answer 1

MINI R58 JCW乗りです。

MINIの最大の魅力はデザインなどではなく、アウトバーンで培った自動車本来の走りだと思っています。
特にR56系の唯一無二のハンドリングです。
世界的モータージャーナリストの清水和夫氏が兄弟車のR59をDSTテストして…
「進化したJCWは、まるでポルシェだね」
と評してます。
「おーゴーカート、ゴーカート」
とも。
R60にせよF60にせよ、本来のMINIの味力からは最も遠いモデルだと私は思ってます。
ホットハッチではなくSUVモデルですから。
ある意味ランボのアヴェンタドールではなくウルスなのと一緒でしょ(笑)

私はやはりエンジン出力とブレンボブレーキでJCWを選択しました。
JCWの全ての味付けがBMWのMシリーズにも匹敵するのではとの思いもありました。
クロスオーバーであれば私はクーパーSで充分ではないかと思います。
ALL4の必然性は雪国だけでしょ。

BMWのクリーンディーゼルは日本での乗り方には向きません。
日本ではリコールにもなってますし。
本国のドイツに比べれば、ストップ＆ゴーばかりを繰り返す低速走行が殆どなので。
そこに1回が10キロ以下のチョイ乗りが加わると最悪です。
DPF内が高温にならず、煤が燃え切らずに貯まる一方になって経年劣化で必ずトラブります。

私にとってはMINIの走りに徹したモデルはGPでもなくR58 JCWでした。
剛性ではR59のお陰でGPにも勝ると思ってます。
前出の清水和夫氏が、オープンモデルでありながらボディごと削り出した様な剛性感とも評してますから、それにルーフを付けたR58は間違いなくそれ以上ですし。
GPとの出力差はDMEチューン等で補えましたが、シャーシ剛性だけは如何ともし難いものですから。