BMWとメルセデスのエンジンについてです。 現行のM3は4L、V8エンジンで回転数8300RPM。 一方のC63AMGは6.3LのV8ですが回転数はそれより低いです。

Question

BMWは一般的に高回転数のエンジンをだしていますが、それを生み出すには何が凄いのでしょうか？またメリット、デメリットは何ですか？

またAMGの6.3Lはターボあっての排気量ですが、大排気量は何が凄いのか教えて下さい。

Answer 1

エンジンは高回転になればなるほどエンジン可動部の動きが速くなります。それゆえ一般のエンジンよりも精度が求められます。現行Ｍ３のエンジンは自然吸気エンジンであり、昨年まで自動車レースの最高峰であるＦ１で活躍していたＢＭＷエンジンと基本設計が同じで、サーキット走行から日常走行までできるようセッティングされたものであるため、ＢＭＷの技術の結晶です。それを市販車として出しているところがもの凄いです。ある程度の規模の自動車メーカーでそのようなエンジンを市販車に搭載しているのはＢＭＷくらいではないでしょうか？もちろん他にもありますが生産台数と値段からすると一般向けではない超高級車です。
メリットとしてはそんな最高峰の技術の結晶であるエンジンを搭載した車を所有できる満足感と、高回転まで回せるためエンジンを使っているという感覚が強く運転していて面白いことでしょう。
デメリットとしては高精度なためメンテナンス費用がかかることでしょう。
一方のC63AMGは大排気量により低回転からトルクが確保しやすいものとなっています。また、ターボをつけることで自然吸気とエンジンと比べると簡単にビッグパワーを出せてしまうことが凄いところです。
メルセデスもF1エンジンを作っているので個人的には市販車にも搭載し欲しいところです。多分それができない理由があるのでしょう。
あくまで目安ですが、一般的に自然吸気エンジンでリッター100馬力を超えるエンジンは物凄いチューニング技術と解釈して間違いないです。あのポルシェでさえそのようなエンジンはあったかどうか・・・。スーパースポーツカーであるフェラーリの車を調べてみるとその凄さが分かると思います。ちなみにターボだとリッター100馬力は当たり前です。
最近の傾向としては大排気量化でパワーを稼ぐよりより小排気量でターボをつけてパワーと燃費を稼ごうという車が増えてきているようです。

質問者からのお礼コメント

丁寧な説明ありがとうございます。良く分かりました。

Answer 2

BMW M3のエンジンは、4L/V8/8400rpmですよ。

Answer 3

AMGの63はターボではなく6.2LのNAで、65が6Lのターボだと思います。

大排気量はトルクを重視しているのでしょうか・・・