シビックタイプR（FK2）とルノーメガーヌRSトロフィ（Mégane III）について。

Question

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現在メルセデスAMG C63クーペに乗っているのですが、手軽なパワーのFF車で遊びたくて上記2車を候補に考えています。
両車とも現行モデルではなく、一つ前のモデルです。

最初は公道で慣らした後にミニサーキット、最終的には本格的なサーキット（鈴鹿、岡山国際等）でスポーツ走行をしようと計画しています。

このような使用状況ですと、どちらのクルマが楽しめるでしょうか？
またそれぞれに扱いなれた場合、どちらが好タイムを出せるでしょうか？

FK2と比べるなら現行のMégane IVのRSだろうという意見もあるでしょうが、2ドアクーペのMégane IIIのスタイルが好きなので、最終モデルのトロフィSかRで考えています。
シビックの方も現行FK8は大きすぎるのでFK2を候補にしました。

ニュルブルックリンクのタイムの優劣は知っていますが、実際に素人が走った場合の感想が聞きたいのです。

両車を乗り比べた事がある方、ぜひ教えて下さい。

Answer 1

4年前にシビックタイプR FK2に乗っていました。
ただFFスポーツのドライビングスキルがまるでない事もあって、スピードの乗るコーナー（例えば鈴鹿や岡山国際の最終コーナー）でのドアンダーには閉口しました。

3年前に知人が2015年のメガーヌR.S.のトロフィSを買いましたので、よく運転させてもらいました。
1年の期間が空いていますが、両車を比較したインプレを記します。


アンダーやトルクステアはメガーヌR.S.（以下メガーヌ）の方がうまく抑え込まれている様に感じます。
リアサスは両車ともトーションビームで共通ですが、メガーヌのフロントのダブルアクスルストラットがうまく作用しているようです。
シビックタイプR（以下タイプR）も同様のフロントサス（デュアルアクシス・ストラット・サスペンション）を採用しているのですがね。

タイプRはアンダー対策の為、アジャイルハンドリングアシスト（コーナーリング時に内側のブレーキを掛けるシステム）が採用されていますが、左程その恩恵は感じませんでした。
メガーヌの方にはその手のギミックはありません。（現行モデルには4 CONTROL＝4WSが採用されていてます）

アンダー等の出方については、この両車には37PSのパワー差がありますので、若干割り引いて考えるべきかもしれません。
ただ加速や最高速などはパワー数値程の差は無い様に思えます。

また両車ともに様々な情報を表示するモニターが付いていますが、双方英語表記なので使い辛いですね。
メガーヌは純然たる輸入車なので仕方ないですが、タイプRは日本仕様にわざわざスピードリミッターを追加したのなら、モニター表示も日本語に直して欲しかったですね。

タイプRのパーツの件ですが、他の方の返信に書かれている様に確かに時間が掛かります。
私が乗っていた際、カラスをはねてバンパーを損傷しましたが、入荷に1カ月強掛かりました。
ホンダのフロントマンが言うには、価格も通常モデルより高額だとの事でした。

この辺はやはり輸入車という事で仕方ないでしょうね。
車名もホンダオブUKになっています。
台数もたったの750台限定でしたので、消耗品以外の国内在庫は持ちたくないでしょうから。

メガーヌに関しては知人がまだパーツを取り寄せた経験がない様なので、残念ながら分かりません。

これらのクルマを買われてサーキット走行主体に考えられるのなら、アンダー対策の為にフロントタイヤ・ホイールをワイド化するのがお薦めです。
私もタイプRでフロント4サイズアップの275にしてみましたが、かなり有効でした。

ただタイプRのホイールのPCDは120㎜ですので、なかなか適当なホイールが見つかりません。
120㎜はBMWが採用しているくらいのものですが、BMWはFR主体なのでインセットが合うものがあまりありません。
メガーヌの方は114.3㎜と一般的なので選択肢は多い様に思いますが、こちらはインセットが +65とこれまた特殊な様です。

どちらにしろホイール選びには苦労されるでしょう。
rad********さんのパーツが豊富な車を選んだ方がいいという意見は、至極尤もだと言えますね。

しかし乍ら、FFで300PS程度のクルマってなかなかないんですよね。
FFに拘らなければ、ランエボやWRX STIがピッタリだと思うのですけど。
私は現在、タイプRの替わりにランエボXに乗っています。

一つメガーヌの方が豊富に選べるアイテムがありました。
ブーストアップモジュールなんですが、様々なメーカーから販売されており、50~60PSアップするものが多い様です。
結構安価で5万円程度から出ていますよ。

現行のFK8 タイプRを上回るパワーにできるわけですが、ひょっとするとパワーアップする事により、アンダーやトルクステアの優位性はなくなってしまう可能性もあります。

また熱の心配も出てきますが、メガーヌには水冷式のオイルクーラー（エンジンオイル用）が装備されています。
タイプRの方はエンジンオイルクーラーはありません。
これはFK8も同様ですので、どちらかと言うとタイプRの方が熱対策が必要かもしれませんね。

知人も定番のレースチップを付けて330PS程度にしている様ですが、サーキットで30分間のスポーツ走行を複数回こなしても、熱ダレはないとは言っていました。


結局どちらが楽しめるかという回答にはなっていませんが、どちらがタイムを出せるかについては以下をご参考に。

https://www.youtube.com/watch?v=jfA7jtHZaa8

土屋圭一氏が両車（メガーヌはトロフィR）に乗って鈴鹿でタイムアタックをした動画です。
タイムはジャスト1秒タイプRが速く、バックストレートの到達速度も丁度5㎞/hタイプRが速いようです。

最高速の差はパワー差通りの様ですが、タイム差はほぼなく、互角と言ってもいいでしょうね。

最後にもしメガーヌを選ばれるなら、トロフィRが絶対にお薦めです。
通常モデルから120㎏も軽量化され、モノコックのレカロシート・4点式シートベルトを装備、フロントサスにコンポジットスプリングを採用など魅力満載です。
その他トロフィSとの共通装備ですが、オーリンズ車高調、アクラポヴィッチマフラー等々。

以上ご参考になれば。



↓ トロフィRです。

質問者からのお礼コメント

貴重な情報を何度もいただき感謝感激です。
それと文章から思いやりを感じますね。

ルノーメガーヌにかなり気持ちが傾いてきました。
町で走っている車に出会ったことが無かったのですが、中古車検索をすると結構出てきますね。

さすがにトロフィRは少ないですが、2シーターでフルバケというのがいいですね。
トロフィRに的を絞って探してみます。

この度は有難うございました。

Answer 2

FK2をサーキットで乗ってますが、強い横Gがかかるとおそらくガソリンの偏りで吸わなくなり、エンジンにセーフがかかってしまうことがあります。タンク残量が３／４ぐらいであるにもかかわらずです。登りの右旋回時に起こります。おそらくレイアウトによって出やすいサーキットと出にくいサーキットがあるのでしょうが、サーキットをメインにするのであればお勧めしません。メガーヌは知りません。C63で国際サーキット走った方が楽しいのではないでしょうか？

Answer 3

本格的にサーキットを走るなら圧倒的にシビックが良いでしょう。
高負荷をかけ続けるサーキット走行では部品がどんどん痛み交換も必要となるケースも多くなると思います。そうなると国産メーカーの方が部品も入手しやすく安いシビックの方が長く楽しめるかと思います。

さらに、いえばルノーはここ近年のF1のせいでろくなイメージがありません。また大口叩きのスペック詐欺かな？みたいな。

Answer 4

メガーヌの方が楽しめるのでは、