センチュリーロイヤルに相当する車が市販化されることはあり得るのでしょうか？

Question

国内メーカーから、ロールスロイスやメルセデス＝ベンツ・マイバッハブランドなどに対抗できる高級車は、今後出てくるのでしょうか？

聞きかじった知識ですが、トヨタはセンチュリーロイヤルを御料車として特別に製造し、宮内庁に納入したそうですね。この車は、報道によれば今までの「日本車」というカテゴリーでは考えにくいような高級さを備えているそうですが、これは、トヨタにはそのような技術があるということではないのでしょうか？

だとしたら、なぜトヨタは、センチュリーロイヤルの製造技術を活用するような「超高級車」を製造しないのでしょうか？

日本の自動車メーカーは、極めて高品質な高級車を造ることは出来ていますが、ロールスロイスやメルセデス・ベンツのマイバッハブランド、それにベントレーといった「超高級ブランド」に当てはまる車はなぜ出てこないのでしょうか？

特に、センチュリーには期待しているのだけに、今後が気になります。
関東自動車工業からは、現行センチュリーを超えることを目指した「FSハイブリッドコンセプト」という名のコンセプトカーが展示されたことがあるそうですが…。

一生無縁な車なんでしょうが、噂でもいいので知りたいです。よろしくお願いします。

Answer 1

需要と供給のバランスでしょう。
既に、このクラスの購入台数は限られます。
顧客からの受注生産に近い車ですから、まずは受注しなければ開発も製造もできません。
過去からのブランドもありますから、大衆車メーカーとして生きてきたトヨタに発注するのはまずは無いか、このクラスの車では無いでしょう。
マイバッハでさえMercedesに吸収されてからは、Sクラスのチューニングで凌いでいます。
新たに設計から行われてはいません。
そんなクラスは、顧客はお得意メーカーときっちり繋がりを持っています。

センチュリーだと、このクラスではかなり貧乏臭く見えます。
それだけブランドは低く、車両の価格帯も思い切り安いのですから。

ちなみに昭和天皇の御用車はMercedesでした。
そのMercedesは、Mercedesが買い戻して本社博物館に展示されています。

(ipsesesseさんへ)

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございました。BA選びは迷ったのですが、最終的にこちらの方にさし上げることにしました。

わかりやすい回答ありがとうございました！

Answer 2

センチュリーロイヤルのベースはセンチュリーです。天皇皇后両陛下の標準車が5,250万円（当時の価格で税込み）だとか。

マイバッハW240の62が5,550万円、62Sが6,310万円、ランドレーが1億4,200万円なので価格的には安いのですが、このクラスで最高峰の性能と品質を有していたマイバッハですら商業的には大失敗で、販売台数は2,600台程度でした。以降超高級車市場からは撤退し、Sクラスの豪華版でなんとか存在しているレベルです。

トヨタは確かに技術力はそれなりにありますが、超高級車市場でのブランドイメージや知名度が小規模なので失敗するでしょうね。現にマイバッハがそうでしたから…。

Answer 3

発想が庶民的で夢のある話ですね。
何でもやればできると思いますが、実際は夢のない世界なんでしょう。
もし、天皇が車道楽で国民もそれをとがめないようだったら違っていただろうし、トヨタ、日産にガンバレとも言えない立場でしょう。
今のトヨタでも充分に良い車を造っていると言ってあげて下さい。

Answer 4

プリンスロイヤルにしろ、センチュリーロイヤルにしろ、あんなにバカでかいクルマは走る道が限られる。

それから原価が高いクルマであることは容易にわかるから、市販されたらとんでもない値段になるだろう。

以上の2点だけに着目しても、使い勝手が非常に悪く、ライバル車よりも圧倒的に高いプライスだったら、市販しても誰も買わない。

さらにセンチュリーロイヤルは、御料車専用として納められており、市販はしないとトヨタは明言してますよ。