憧れのユーノスロードスターの購入を考えているのですが160万前後の車体では今の相場的に程度の良いものは難しいでしょうか？

Answer 1

パッと見た限りある程度のメンテは必要になってくるかなぁと感じる車体が多いですね。最終型でも26年経過しているまでまあ極上車は200万円超えてくると思われます。

ちなみに2017年までは今の半額程度の相場でレストアサービス、バーツ再販発表後から相場が上がっていきました。
ちなみに世界中の相場でNAロードスター(MX-5)が一番高いのは日本の市場です。
欧米は高くはなっていますが日本ほどの高騰はありません。
この為、他の同時代のスポーツカーの様な米国25年ルールの影響はありません。
(米国には有り余るほどのNAのMX-5 Miataがあるので)

ちなみにナンバー付きのNAロードスターは約2万台はいますので、NAロードスターが希少になっている訳ではありません。
NAロードスターのオーナーが手放す方が少ないという状態ですね。
ちなみにワンオーナーの中古NAは、オーナーが車に乗れなくなって手放した可能性が高いと思われます。

15万kmのNA8シリーズ2のVスペシャル
シートの皮が痛んでいるのでカバーで誤魔化している感じかな。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/AU6091425972/index.html

9.3万kmのワンオーナー初期型NA6
ステアリング以外はどノーマルかな。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/AU6069110433/index.html

15.7万kmのNA6 Vスペシャル。
内装が年式相当のお疲れ感あり。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/AU5963354660/index.html

9.8万kmのNA6 Vスペシャル。
こちらは足回りにお疲れ感あり。掲載しているだけマシかなと思いますが。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/AU6097437355/index.html

Answer 2

難しいでしょうね。

まず、ユーノスロードスターの販売中止は1998年１月ですから、最新の車体であっても、約27年前です。30年ほど前の機械で、程度が良いものを見つけること自体、かなり難しいと思われます。

また、当時の新車価格は、170万円～でした。私事で恐縮ですが、世間がミレニアムで騒いでいる頃、友人からNAロードスターを譲り受けました。当時は、10年、10万キロで査定が０とされた時代です。大事に乗るという条件で、タダで譲り受けました。リトラだし、軽量だし、完璧なフロントミッドシップだし、とにかく運転が楽しい車でした。ただし、オープンカーなのでボディ剛性はヨレヨレだし、テンロクの120psですから、スピードは求められない車体でした。

それから20年が経過し、当時の新車価格以上の値が付いていることに驚きを隠せません。まぁ、R34GT-Rにしても、AE86にしても、新車販売をしていた頃を知っている世代にとっては、現在ありえないほど高値状態なのが、この旧スポーツカーバブルです。今の剛性感高いプラットフォームを採用している車と比較すると、走りだってヨレヨレです。まぁ、底が魅力なのかも知れませんが。

逆に私が同じ立場なら、わざわざプレミア価格の車を探さずに、その時代にあった適正価格のスポーツカーを選びます。今なら、NDロードスターでも、GR86でも良いと思います。製造中止が噂されているスープラなら、プレミア間違いないですし。（R35は高くなりすぎですが。）ある意味、本当意味でのスポーツカー（高い剛性感と、スピード感）を楽しめますから。

どうしてもユーノスがよければ、できるだけ信頼性の高いところで、維持費に余裕を持って選ばれるとよろしいと思います。高いからといって状態が良いとは限りませんし（数が少なくなれば、必然的に価格はあがるので）、値段だけを見ない眼力が必要になると思われます。良い出会いがあることを願っています。