ロシアのジルは価格帯ではロールスロイスやマイバッハに肩を並べるとのことですが、リムジンを販売している国は独立国家共同体のみなのでしょうか？ また、嘗て112スポーツや412スポーツを販売していましたが、

Question

最高速度や生産台数はどの程度だったのでしょうか？

Answer 1

そもそも半世紀近く前に旧ソ連で製造された車です。
中国の初代-紅旗(日本に所有者はいる=中国共産党からのプレゼント)もそうでしたが自国の共産党幹部の為に開発製造された特殊車輌です。旧ソ連以外では入手が難しいとの理由で法外な値段が付いているだけの話です。
スペックも自己申告であり、国家のプライドもあり大幅に値引きする必要があります。
今となってはスクラップ以外使い道はないでしょう。
因みに私は現物をゴルバチョフ大統領(書記長時代かも)の来日(京都御所の前をライサ夫人同伴)時に間近で目撃しましたが異様に平べったいキモい車でした。

質問者からのお礼コメント

なるほど、そういった事情があるので高価なのですね。プーチンはメルセデスのＳクラスを使用している様ですね。
回答、ありがとうございました。

Answer 2

「ジル・１１１」がV型８気筒の５８３０cc、ネット値の出力２２０馬力で最高速度は１７０km/hだそうです。

ジルの元となったクルマが「ジス・１１０」というクルマで、１９４２年にスターリンの一声で企画されたクルマだそうです。パッカードをベースにキャデラックの趣味を加えた、別に何てことない大型乗用車だったとか。

モスクヴィッチは「４０７」しか手元に資料が無いのですが、直列４気筒の１３５８cc、ネット値の出力５０馬力で最高速度は１２５km/hだそうです。ちなみに価格が当時のイギリス・ポンドで５２０ポンド…１ポンド＝１０００円くらいの時代でした。