輸入車等の横滑り量の特例扱いについて質問です。

Question

サイドスリップ測定の保安基準は0±5mmが車検の合格範囲となりますが、輸入車等で横滑り量の特例扱いがある車両については保安基準と特例扱いのどちらの数値を優先するのでしょうか？

例えばBMWで横滑り量イン5mm±5mmの車両は、特例扱いでイン10mm〜±0mmまでが特例扱いの範囲内になりますが、測定値がアウト1mmだった場合の合否判定はどの様になるのでしょうか？

私の判断としては保安基準の範囲内ですが、メーカーの定める基準値を超えているので不合格ではないかと思います。

実際には保安基準の範囲内なので、メーカー基準値を超えていても合格と判断している検査員もいる為意見が相違しています。

どちらの判断が正しいのかご教示お願いいたします。

Answer 1

どちらとも取れる表現(差し支えない)ですので混乱して当然だと思います。

検査に当たっては、サイドスリップ・テスタを用いて計測した場合の横すべり量が、各型式についてそれぞれメーカーの推奨する横すべり量の範囲(概要説明書又は別表の横すべり量の例外的取扱い車両一覧表で確認)内にある場合には、保安基準第11条第1項第1号に適合しているものとして取り扱って差し支えないものとする。

そのことが事故に繋がる可能性も低いので、私が検査員なら「サイドスリップは○になっていますが、メーカー推奨値からは外れていますので調整された方がいいと思います。」と一言添えて通します。

質問者からのお礼コメント

臨機応変に対応して良さそうな感じですね。
みなさんありがとうございました！

Answer 2

保安基準を満たしていれば、日本で走行可能というだけで、
どちらが正しいという事はないと思います。
両方の基準値内に調整されていると思います。

うちの軽自動車のメーカー基準は、0±3mmだったと思います。

Answer 3

車検は合格になります。

輸入車の特別扱いを知らない業者なんかは国の基準値に合わせて車検ライン通してしまいます。

Answer 4

車検では合格になりますが、走行性能で考えたらメーカー基準値で合わせるべきなので正しいのはメーカー基準値です。