BMW のみんなの質問

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BМWミニ・クーパーてクーパーとは無関係なのになぜクーパーなのですか。
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ミニ・クーパーて旧ミニ時代にクーパーがチューンしたからミニ・クーパーだと思うのですが。
よく分からないのですが。
今のBМWてクーパーがチューンしたのではなくて。
たぶん実質的にはBМWミニの上級グレード名という定義だと思うのですが。
なぜBМWはクーパーとは無関係なのにミニにクーパーと付けるのですか。

と質問したら。
ミニとクーパーはもはや同意語だから。
という回答がありそうですが。

BМWミニ・ワンはミニではないという定義なのですか。

それはそれとして。
BМWミニとジョン・クーパーて完全な無関係なのに。
なぜBМWミニ・クーパーなのですか。

余談ですが。
BМWの純正チューン仕様てМだからBМWミニМになるのでは。

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ベストアンサーに選ばれた回答

BМWミニ・クーパーてクーパーとは無関係なのになぜクーパーなのですか。
1994年にBMWがローバーを傘下に収め
生産をはじめとする「ミニに関する全ての権利」を有した

その他の回答 (2件)

  • この話、どうしても知りたいですか?結構長くなると思いますが。

    >BМWの純正チューン仕様てМだからBМWミニМになるのでは。

    『クーパー』及び『ミニ・クーパー』は、現代では改造会社ではなく、あくまでも商標(つまり製品名=車名)です。

    ※まず。
    『ミニ・クーパー』は元々はBMC社が使用していた商標でしたが、英国自動車産業再編に伴い、商標権がBMC→BMH→BLMCに移りました。
    この再編による業務整理の一環として、1970年のミニのビッグ・マイナーチェンジが実施され、ミニ・クーパーは翌年の1971年に生産終了となりました。
    この時のマイナーチェンジで、車名がミニから『ミニ・クラブマン』になります。クラブマンにはクーパーの名前が使われず、ミニ・クーパー相当の仕様のモデルは『1275GT』という名前になりました。

    ※この時BLMCは、『クーパー』商標の使用権を放棄した様です。
    恐らく、ですが・・・ジョン・クーパーは、BLMCと『クーパー』名使用に関するロイヤリティ契約を結んでいたのではないかと思われます。経営が傾いていたBLMCは、車名のためだけに余剰なコストを掛けたくなかったんでしょう。

    ※クーパー名のロイヤリティが入らなくなったジョン・クーパーは、『クーパー』の商標をTKNという英国の企業に売却しますが、このTKNはBMWの、当時の英国総代理店でした。
    この時点で『クーパー』の商標はジョン・クーパーの手を離れ、TKNの所有となったワケです。

    ※しかしこの後問題が発生し。
    英国には、製品名を勝手に使っても、1年間誰も指摘せず禁止措置も取られなかったら、使用者の権利が認められるという不思議な法律がありました。
    ミニ・クーパーSが生産終了となった19年後、ハックスフォードという会社のニック・ヴロトスなる人物が『クーパー・カー・カンパニー・1984』という商標を登記し、ノーマルミニを仕入れてチューンを施し、998㏄を『クーパー・ミレア』、1293cc版(オリジナルのクーパーSより22㏄大きいエンジン)を『フォーミュラR』として販売する計画を打ち出しました。
    ところがこれが、上述した『1年間』をパスしてしまい、ニック・ヴロトスに『クーパー』の名前の使用権が発生してしまいます。
    ここで黙ってないのが、BLMCが再編した企業『オースチン・ローバー社』で、早速訴訟が起こります。(車名を名乗るには、80%以上の部品をその企業及び協力企業で製造しなければならないという条件があり、それを突いてニックの新たな商標権を無効とする訴訟だった様です。)
    結局この裁判は、ハックスフォード社の販売計画がとん挫して訴訟もウヤムヤになりましたが、その訴訟の中で、オースチン・ローバー社の『クーパー』名の優先使用権が明確になりました。
    それで『オースチン・ローバー・ミニ・クーパー』(後のローバー・ミニ・クーパー)が復活する事となりました。

    ※この時点で、『クーパー』の使用権はTKNとオースチン・ローバーの2社が持つことになったわけですが・・・本来一つしかない商標権が、いつのまにか複数の所有権に分かれることは、欧州の自動車産業では度々起こり、別にミニだけが特別な話ではありません。(比較的最近だと・・・ロールス・ロイスがこの事態に陥り、1906年創業のロールスの伝統的な自動車部門は、商標権を失って解散しました。現在のロールスは、商標権を持つBMWが設立した『オリジナルのロールスとは別の新しい会社』です。)

    ・・・っというわけで。
    ローバー社は最後の10年間ミニ・クーパーを販売することが出来、一方BMWはTKNが持っていた版権を買い取り、後にローバーグループを買収する以前に、実は先に『クーパー』の版権だけを所有していました。

    現在では。
    『ミニ』『クーパー』の両方の版権を手中に収めたBMWは、ミニでもクーパーでも命名し放題、ということです。

  • ジョン・クーパーとの共同開発モデル(というか競技用&ホモロゲーション取得用のモデル)は旧MINIのMk1のクーパーとクーパーSのみ。
    それ以降もジョン・クーパーとその息子マイク・クーパーは旧MINIおよびBMW MINIのデザインに関与はしてはいるものの、それ以降のクーパーは単なるグレード名といったところ。

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