なぜアウディはロータリーエンジンのクルマを販売したことがないのですか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ロータリーの特許を持っているのはアウディ。

Question

マツダのロータリーの特許もアウディにあるそうですが。
よく分からないのですが。
それだけ特許を独占しているのになぜアウディはロータリーを出さなかったのですか。

と質問したら。
開発したことはある。
という回答がありそうですが。

発電機として開発したけどお蔵入りしたのでは。

それはそれとして。
なぜアウディはロータリーをマウントしたクルマを作らないのですか。
マツダの特許はアウディのものなのだから技術的にはマツダに匹敵するロータリーが作れるはずなのでは。

余談ですが。
アウディがロータリーの発電機の開発に失敗して。
マツダがロータリーの発電機の開発に成功したてマツダでなんなのですか。

Answer 1

系列のNSUがRo80を市販したけど失敗したから。

Answer 2

ロータリーエンジンの基本特許を持っていたNSU社が1967年に世界初のロータリーエンジン車Ro80を発売。しかし、その失敗により会社の経営が苦しくなり、1969年にアウディの前進であるアウトユニオンに吸収合併されたのはご存知かと思います。アウトユニオン／アウディがロータリーエンジンの可能性を確信していたなら、開発は継続されたのでしょうが、実際にはそうならなかったわけです。マツダがロータリーエンジンで世界の自動車マーケットを席巻したならば、アウディの判断は間違っていたと言えるでしょう。

Answer 3

最初にロータリーエンジンを作ったNSUが失敗して潰れたのを見て学んだからです。潰れたNSUをVWが吸収して、VW傘下のアウトウニオン(アウディ)とくっつけたから、ロータリーエンジンの特許をアウディが保有してる格好になってるんです。

アウディは自分たちではロータリーエンジンを売り物にできないと判断して、自社での本格的な開発は行いませんでした。しかしロータリーエンジンの基本特許を持っていたお陰で、暫くの間アウディはマツダからパテント料を取って儲けていました。

Answer 4

世界初のロータリー市販車は、NSU（現アウディ）のヴァンケル・スパイダー（1964年）です。マツダではありません。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b2/NSU-Spider.jpg

>技術的にはマツダに匹敵するロータリーが作れるはずなのでは。

NSUが最後のロータリー市販車Ro80を発売したのは1967年。これはマツダがコスモ・スポーツを発売した年で、マツダも、後に『マツダ地獄』という言葉を作った『欠陥エンジン』10A型しかありません。
勿論、1970年代のマツダの特許を利用すれば、NSUのオリジナルを凌駕したものが作れたでしょうが、しかしRo80の市場不具合が祟って経営が傾いたNSUは、1969年にVWの傘下に下り、アウディとVWの資本統合でNSUはアウディグループに組み込まれます。
この時点でオリジナルのロータリーエンジンの開発は停止され、マツダのロータリーは完全に独自の進化の道に進んで行くことになりました。

つまり。
NSUがロータリー車を作っていた頃は、マツダのロータリーも似たり寄ったりの『欠陥エンジン』で、NSUが利用出来るマツダの技術はロクに無かったという話です。

Answer 5

Audiは、ロータリーが商品価値が、無いと気がついただけ。

ＦＦで世界最高のＦＲを造る２社に割って入って、御三家と呼ばれる世界最高のメーカーの１角だからね。

それはそれとして
欠陥エンジンをワザワザ造る必要が、無いのでは？