ドイツ車のプレミアムブランド（ベンツ・BMW・アウディ）で最新の車と10～20年前の車では、乗り心地や静粛性、直進安定性などはかなり違うものですか？（どちらも新車時の状態で比較した場合）

Question

また、現在、それらの車を購入するとしたら、新車と10～20年前の中古車（状態の良いもの）では総合的な満足度やお得感はどちらが上だと思いますか？

Answer 1

BMWの話ですが、
20年前だと、例えばE90 3シリーズですが、この頃はやはり硬い乗り味。ただ、理由はシンプルで走行に関する性能のほとんどを足回りで担ってた時期。かつ、BMWはニュルでどれだけ走れるか。みたいな指標で作るので硬めでした。とは言え、硬いのが嫌いでなければしっかりとしていて、フワフワせず、スピードを出せば安定する。という印象。あと、ランフラットタイヤを採用し始めた時期で、ウォールが硬いので硬いという印象です。特にMスポーツ。
まだ硬い欧州車。というイメージが残る感じ。

10年前だと3シリーズはF系に突入しますが、相変わらずランフラットタイヤの硬さは目立つものの、電子制御をゴリゴリに使い出したのでダンパーを締め上げてなんとかする。という方向からは脱却できた印象です。故に17インチとか18インチモデルならそれほど悪くない。ちょっと日本車ぽくなりました？とか言い出す感じ。

最新のG20は19インチのランフラットでも普通に走る分にはかなり乗り心地が改善されました。ボディ剛性のアップと、さらなる電子制御の強化が主な恩恵だと思います。乗り味だけだったら国産と変わらないくらいスムーズです。もう国産並みの乗り心地ですね。というレベルですが、追い込んでいくとやっぱりドイツ車だし、やっぱりランフラットの悪癖出るね。という印象です。

言い方変えると、最新モデルは普通にゆっくり流せば国産ぽい感じの乗り心地で、元気に走るとそれなりにヨーロッパ車してくれるいいとこどりできます。
なお、これは320とかの話であってM3とかだと別件です。
まぁ、そのMもG系になってかなり良くなりましたが。

Answer 2

中古車販売を副業でしています。

新車時の乗り心地で言えば、最近の物の方が価格が非常に高くなっている事もあり上質です。
ディーラーで推奨するメンテナンスを定期的に受けている様な車両であれば現時点でも一定の水準に達していると思いますが、その様な車両は皆無に等しいでしょう。（点検の度に数十万円～数百万円の費用を支払える資金力がある様な人間は、10～20年も乗らない）

2回目の車検なので、エンジン降ろして整備しましょう！足回りも一式リフレッシュしましょう！ 費用は100万円超えです♪
普通なら買い換えるか、提案を断って乗り続けるでしょう。

余程の思い入れが無ければ最新の車両が最良の車両である事は間違いないので、新車を購入した方が満足度・安心感が高いでしょう。
得という観点だと、全ての外国車が大損となります。