アストン・マーティン・ラゴンダという車種は 国内ではかなり貴重（少ない）のでしょうか。 原宿の表参道

Question

アストン・マーティン・ラゴンダという車種は
国内ではかなり貴重（少ない）のでしょうか。
原宿の表参道によく駐車してあるのを
よく見かけますが。

Answer 1

もともと，アストンマーティンとラゴンダば別々の会社でしたが，アストンマーティンが1947年に，ラゴンダを買収してアストンマーティン・ラゴンダ・リミテッドという会社になります。

色分けとしては基本的に2ドアのモデルはアストンマーティンで，4ドアモデルがラゴンダの名前を使うケースが多かったですね。

合併して最初のモデルが，もともとラゴンダ社が造っていたモデルをベースとしたラピードで，その後70年代に9台という少量だけラゴンダの名前を冠した2代目のモデルが造られました。

あなたが見かけたというラゴンダは1976年から90年にかけて生産された3代目のモデルで，5メートルを超える堂々としたボディに，V8・5.3リッターのエンジンを搭載した超高級4ドアサルーンのモデルで，ほとんどハンドメイドのフルオーダーという感じで生産されていましたので，1980年代当時に4500万円というとんでもない価格で販売されました。

一台生産するのに数ヶ月かかるという効率の悪い作り方で造られ，価格も高価だった為に，総生産台数は非常に少なかったにも関わらず，バブル期には少なくても10台以上は日本に輸入されましたが，生産クオリティも低く，マニア受けする車でもなかった為にあまり評判は良くなく，おそらく日本に現存するのは数台ではないかと思いますよ。

最近，アストンマーティンが発表した4ドアモデルには，ラピードの名前が復活して付けられていましたが，残念ながらラゴンダ・ラピートではなくアストンマーティン・ラピードになっていましたね。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました！デザインに特徴があるので遠目にもすぐラゴンダだとわかりました。カッコ良かったですよ。4500万ですか・・。