メルセデス・ベンツ日本(以下MBJ)は2017年1月11日、日本国内におけるメルセデス・ベンツの2016年の新規登録台数が前年比3.4%増の6万7378台(2015年は6万5159台)となったと発表した。
これによりメルセデス・ベンツは2013年より4年連続で年間販売台数過去最高記録を更新し、国内で販売されている純輸入車として2年連続で首位を、4年連続でプレミアムブランドNo.1を獲得した。また、メルセデスの最新テクノロジーを投入したシティコンパクトのスマートは2000年の発売以降、過去最高となる4508台(2015年は1012台)を記録した。
MBJは2016年、顧客の多様なライフスタイルに応えるべく、年初より続々と新型モデルを導入。SUVモデルを皮切りに、クーペやカブリオレといったスペシャリティモデル、さらに7月には中核モデルである新型Eクラスを発表した。このEクラス導入が年間販売記録の更新に大きく貢献したという。現在、MBJの商品構成は30車種155モデルまで拡大している。
またマーケティング面では、2016年を「エクスペリエンス元年」と位置付けて展開。ブランドとの出会いと体験を通じて、従来からの顧客にはメルセデスへの理解をより深めるべく、また新規の顧客には興味を引き起こすための活動の「Best Customer Experience(ベスト・カスタマー・エクスペリエンス)」に注力。2月にはイベント型ブランド体験施設「Mercedes-Benz Connection NEXTDOOR」を東京・六本木に開設。さまざまな期間限定イベントを行ない、約4万人もの来場者を獲得した。
MBJ社長の上野金太郎氏は、次のように述べた。「2016年はガソリン自動車誕生130周年、MBJ創立30周年となる節目の年でした。商品力強化はもちろん、お客様の心の高まりや満足を創り出すための多くのチャレンジをし、強いご支持を頂戴することができました。2017年も引き続き、メルセデス・ベンツおよびスマートの魅力を余すところなくお伝えし、全国の正規販売店と一丸となり、皆様に選ばれ、最も愛されるブランドを目指してさらに邁進して参ります」。
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