■純ガソリン車か電動化か? 新型「GT-R(R36型)」どうなる?
日産は、最新のスポーツモデルとして「GT-R(R35型)」の2025年モデルを発表し、2024年6月に発売します。
現行モデルのGT-Rは2007年に登場。それ以来、毎年のようにアップデートがおこなわれ、17年にわたって日産のスポーツモデルとして人気を集めてきました。
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日産広報部は現行GT-Rについて「R35 GT-Rとしては2025年モデルが最終となります。なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので、開発の検討はしています」とコメント。2025年モデルがR35型としては最後のモデルとなるようです。
GT-R 2025年モデルでは、上級グレードの「プレミアムエディション」の内装色に青を基調とした専用「ブルーヘブン」を新たに設定。
さらに、「プレミアムエディション」「トラックエディション エンジニアードby NISMO T-spec」のエンジン内部部品(ピストンリング、コンロッド、クランクシャフト)に、これまで「GT-R NISMO スペシャルエディション」のみに使用されていた「高精度重量バランス部品」を採用し、レスポンスの精度を高め、性能を磨き上げました。
GT-R 2025年モデルの価格(消費税込)は1444万3000円から3061万3000円に設定されています。
前出のように、GT-Rはこの先フルモデルチェンジをおこない、新型の「R36型」が登場することになりそうです。
そこで、「次期GT-Rに期待したいこと」というアンケートを実施し、ユーザーの声を聞いてみました。
クルマ好きが気になるのは、どのようなパワートレインが搭載されるかということでしょう。
「搭載してほしいパワートレイン」について聞いたところ、「大排気量なV6ツインターボエンジン」と回答した人は50%にのぼり、「エンジン+モーターのハイブリッドシステム」が31.3%、「完全電動のハイパフォーマンスEV」が18.7%という結果になりました。
これまでのように、大排気量でパワフルなターボエンジンの搭載を希望する人が多い一方で、昨今はスポーツカーとはいえ、環境への配慮も必要不可欠。
大排気量エンジンを搭載した純ガソリン車という価値は捨てがたいものの、GT-Rというブランドを存続させるためには日産の「e-POWER」を搭載したハイブリッド車とするか、もしくは同社で実績があるバッテリーEVになるか、電動化がカギを握っているといえそうです。
ちなみに、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」では、「ハイパーフォース」というコンセプトカーが世界初公開されました。
このハイパーフォースは、低く構えたシルエットや角ばったスタイリング、リアの丸目4灯のテールランプなど、新型GT-Rを予感させるデザインで登場。
パワーユニットは全固体電池バッテリーをエネルギー源とするBEV(バッテリーEV)とし、高出力のモーターを採用して最大出力は1000kW(1360馬力)を発生。このハイパワーは電動四輪制御技術「e-4ORCE」によって路面に伝えられます。
※ ※ ※
アンケートのコメントでは「R35で終わらないで欲しい」「GT-Rは日本の伝統のスポーツカーであり、日本代表。生産し続けて欲しい!」「基本設計が古くなってるのでやむなしですが新型は必ず出して欲しい」など、新型GT-Rの登場を待ち望む声が寄せられています。
どのような形・スペックの新型GT-Rが登場するのかはわかりませんが、日産からの発表を期待して待ちたいと思います。
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みんなのコメント
それが無いならGT-R作るよりスカイラインを作れよ。