1970年代をオマージュした“大人のハッチバック”
光岡自動車は11月、同社創業55周年を記念したコンセプトモデル「M55 CONCEPT(エムダブルファイブ コンセプト)」を公開した。
ミツオカがホンダ「シビック」ベースのカッコいいクルマを作った!「M55コンセプト」が市販化予定なしの理由を検証します
スタイルにこだわった個性的なモデルを開発
国産車をベースに内外装に独自のデザインを加えることで、個性的なスタイルのモデルを仕立てている同社。往年のジャガーをはじめとした英国車のイメージをもつビュート(日産 マーチがベース。2023年に、トヨタ ヤリスをベースとしたビュート ストーリーにモデルチェンジ)を30年に渡り作り続ける“老舗”でもある。
また、2006年には誰もが運転できるスーパーカーを目指したというミッドシップのオリジナル“ファッションスーパーカー”オロチを製作。創業50周年記念に200台限定販売されたロックスター(マツダ ロードスターがベース)や、2021年に登場するやたちまち人気を博したSUVのバディ(トヨタ RAV4がベース)など、往年のアメリカ車を彷彿とさせるモデルを登場させるなど、スタイルにこだわった個性的なモデルを開発し続けている。
今回のコンセプトモデルは、1970年代のアメリカンスポーツや国産GTなどを彷彿とさせるスタイリング。光岡によると「1968年創業の光岡自動車と同じ55年の人生を歩んだ“同世代の方々”をメインターゲットに据え、感受性豊かな少年・少女時代に体験した様々な出来事や1970年代の時代感覚をベースに、当時の夢や希望に満ち溢れ、先の未来を変える大きなエネルギーの中、時代を駆け抜けた方々のマインドを形にした」という“大人のハッチバック”に仕立てられている。そして、“夢、挑戦、次代へ”をキーワードに、時代のエネルギーを感じてほしいという。
現時点では商品化の予定はないものの
ベースモデルはホンダ「シビック」と噂されているが、光岡からの発表等はなく正式には不明。エンジンなども不明ながら、室内の写真から6速MTが搭載されていることはわかる。スタイルは1970年代を意識した丸目4灯のヘッドライトやリアウインドウのルーバー、跳ね上がったリアウイング、ポイントにあしらわれたメッキパーツなどが特徴的。インテリアにはハトメがあしらわれたブルーのシートを採用し雰囲気を高めている。なお、残念ながら、現時点では「M55 CONCEPT」の商品化の予定はないとのことだ。
このコンセプトモデルは2023年12月16日(土)まで、MITSUOKA 麻布ショールーム/GALLERY麻布(東京都港区麻布台2-3-3)にて展示中。2024年1月12日(金)から1月28日(日)にはMITSUOKA 富山ショールーム(富山県富山市婦中町下轡田270-1)にて展示予定となる。特設サイトも公開中なのでチェックしてみてはいかがだろうか。ちなみに特設サイトでは応援メッセージを募集しているので、多くの購入希望者の声が届けば、商品化ということもあるかもしれない!? なお、ショールームにはカタログやパンフレットなどは用意されていないそうだ。
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みんなのコメント
でも.....ベース車両の価格が結構するよね?
値段が凄い事になりそうできっと買えない