現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ドイツ高級ワゴンよりコスパ良! 北欧品質に高度な先進安全性が加わった「ボルボ V60」は豪華装備で乗り出し600万円~

ここから本文です

ドイツ高級ワゴンよりコスパ良! 北欧品質に高度な先進安全性が加わった「ボルボ V60」は豪華装備で乗り出し600万円~

掲載 224
ドイツ高級ワゴンよりコスパ良! 北欧品質に高度な先進安全性が加わった「ボルボ V60」は豪華装備で乗り出し600万円~

一世を風靡した850 エステートの系譜を受け継ぐステーションワゴン!
「スカンジナビアンデザイン」と高い安全性能に定評のあるボルボですが、そんなボルボが誇るミドルクラスステーションワゴンの「V60」にはどのような魅力があるのでしょうか?

新車で購入可能なステーションワゴンは少なくなりつつありますが、その中でもV60は根強い人気を誇るモデルのひとつです。その背景には、1990年代に、V60の祖先にあたる「850」のエステート(ステーションワゴン)が大ヒットしたことで、現在でも「ボルボ=ステーションワゴン」というイメージが強いことがあります。

ボルボ V60 B5 Rデザイン試乗 全方位好バランスで安全性もぬかりなしの万能ワゴン

現在販売されているV60は2018年に発売されたもので、「V60」という名称が与えられたモデルとしては2代目にあたります。先代に比べてさらに洗練されたスタイリッシュなデザインとなったことに加え、ボルボ最大の特徴とも言える高い安全性能がさらに強化されていることが魅力の1台となっています。

>>ボルボ V60のカタロググレードをチェックする
>>ボルボ V60プラグインハイブリッドのカタロググレードをチェックする

マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドがラインナップ
まずはV60のラインナップについて見てみましょう。

V60の最新モデル(2023年モデル)では、2リットル4気筒ガソリンターボエンジンに電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載した「B4」、そして2リットル4気筒ガソリンターボエンジンにスーパーチャージャーと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド車の「Recharge Plug-in hybrid T6」という2つのパワートレインが用意されています。

駆動方式は、「B4」がFF、「Recharge Plug-in hybrid T6」がAWDとなっています。

WLTCモード燃費を見ると、「B4」は15.4km/L、「Recharge Plug-in hybrid T6」は15.6km/Lとほぼ同等ですが、「Recharge Plug-in hybrid T6」は91kmのEV走行が可能であるため、日常的な利用であればほぼガソリンを使用することなく走行できる点は魅力です。

また、「B4」については、トヨタのハイブリッドシステムなどと比べてモーターによるアシストはそれほど強くはなく、ドライブフィールは通常のガソリン車に近いものである点は押さえておきたいポイントです。

>>ボルボ V60のカタロググレードをチェックする
>>ボルボ V60プラグインハイブリッドのカタロググレードをチェックする

「Plus」と「Ultimate」の違いは?
V60では、「B4」と「Recharge Plug-in hybrid T6」のそれぞれに、ベースグレードとなる「Plus」と、上級グレードの「Ultimate」が用意されています。

「Ultimate」は電動クッションやリラクゼーション機能を搭載した高機能なフロントシートや、リアシートヒーター、ファインナッパレザーのシート地、ステアリングヒーターに加えて、ハーマンカードン プレミアムサウンド・オーディオシステムも標準装備となるなど、高い機能性が魅力です。

また、「B4」では18インチ、「Recharge Plug-in hybrid T6」では19インチの大径アルミホイールや人工皮革仕上げのテーラード・ダッシュボード、そしてオレフォス社製のクリスタルシフトノブが標準装備され、内外装もさらに洗練されていることが魅力です。

一方、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)や車線維持支援機能、夜間の歩行者やサイクリスト、大型動物などにも対応した衝突回避・被害軽減ブレーキシステム、歩行者を保護するアクティブボンネット、360度ビューカメラなどの安全運転支援機能は全車標準装備となっているため、すべてのユーザーがその恩恵を受けることが可能です。

ちなみに、ハーマンカードンおよびバウワース&ウィルキンスのプレミアムサウンドシステムや本革シート、フロント/リアシートヒーターとステアリングヒーターを組み合わせた「クライメイトパッケージ」、そしてチルトアップ機構付き電動パノラマガラスサンルーフなどはメーカーオプションで追加することができるため、「Plus」をベースに必要な装備を付け加えることで自分好みの1台に仕上げることも可能です。

>>ボルボ V60のカタロググレードをチェックする
>>ボルボ V60プラグインハイブリッドのカタロググレードをチェックする

乗り出し価格は約600万円~!
最後に価格について見てみましょう。

B4
・「Plus」・・・・・・539万円
・「Ultimate」・・・・639万円

Recharge Plug-in hybrid T6
・「Plus」・・・・・・739万円
・「Ultimate」・・・・859万円

ただし、「Recharge Plug-in hybrid T6」では45万円のCEV導入促進補助金(2022年度実績)に加え、税制優遇も得られるため、実質的な負担はさらに低くなると見られます。

主要なメーカーオプションを見ると、メタリックペイントが9万2000円(「クリスタルホワイト」は15万円)、チルトアップ機構付き電動パノラマガラスサンルーフが21万円、ハーマンカードンプレミアムサウンドシステムが12万円(バウワース&ウィルキンスは34万円)、本革シートが26万円~30万円となっています(価格はすべて税込)。

これらに加えて、ドライブレコーダーなどのアクセサリーも考慮した実際の乗り出し価格は、「B4」の「Plus」が約600万円、「Ultimate」が約680万円、「Recharge Plug-in hybrid T6」では、「Plus」が約750万円、「Ultimate」が約850万円程度を見込んでおくと良さそうです。

>>ボルボ V60のカタロググレードをチェックする
>>ボルボ V60プラグインハイブリッドのカタロググレードをチェックする

V60の競合モデルである「アウディ A4アヴァント」や「A6アヴァント」と比べると、A4アヴァントよりもやや割高ではあるものの機能や装備面で優れており、A6アヴァントと同等の機能や装備を持っていながら価格は割安という関係になります。

比較的セグメント(車格)がはっきりとしている欧州車ですが、V60についてはアウディやメルセデス・ベンツ、BMWのセグメントでは単純に比較できない点は、競合モデルと比較検討する際には意識しておきたいところです。

>>アウディ A4アバントのカタロググレードをチェックする
>>アウディ A6アバントのカタロググレードをチェックする

文:ピーコックブルー
※写真は欧州仕様

こんな記事も読まれています

「ジャパンモビリティショー2024」開催決定 新しい事業つくるビジネスイベントに
「ジャパンモビリティショー2024」開催決定 新しい事業つくるビジネスイベントに
グーネット
アウディ A4/A5シリーズに“傑作”うたう2つの特別仕様車 インテリアの質感アップ
アウディ A4/A5シリーズに“傑作”うたう2つの特別仕様車 インテリアの質感アップ
グーネット
SUBARUサンバーを快走仕様!「誰もやらないスピーカー修復」2
SUBARUサンバーを快走仕様!「誰もやらないスピーカー修復」2
グーネット
小さいことに価値があるGLAのベストバイがコレ!【メルセデス・ベンツ GLA】
小さいことに価値があるGLAのベストバイがコレ!【メルセデス・ベンツ GLA】
グーネット
昭和世代じゃなきゃ理解不可能!? マツダがこだわる[ロータリーエンジン]って何がそんなにスゴい?
昭和世代じゃなきゃ理解不可能!? マツダがこだわる[ロータリーエンジン]って何がそんなにスゴい?
ベストカーWeb
新型[コスモスポーツ]復活!! 特許庁に出願されたから市販化秒読み!? しかもリトラクタブルも続行
新型[コスモスポーツ]復活!! 特許庁に出願されたから市販化秒読み!? しかもリトラクタブルも続行
ベストカーWeb
彼女のマツダ「RX-7」は175台限定の「タイプRZ」でした! ドレスデザイナーがFD3Sを選んだ理由と愛車に巡り合ったストーリーとは
彼女のマツダ「RX-7」は175台限定の「タイプRZ」でした! ドレスデザイナーがFD3Sを選んだ理由と愛車に巡り合ったストーリーとは
Auto Messe Web
鉄人リードのル・マン連続出場途切れる。ドライバー変更のプロトン、マスタング3台目のカラーリングを公開
鉄人リードのル・マン連続出場途切れる。ドライバー変更のプロトン、マスタング3台目のカラーリングを公開
AUTOSPORT web
中国GP以降伸び悩むセルジオ・ペレス。契約更新の保留が大きなプレッシャーに
中国GP以降伸び悩むセルジオ・ペレス。契約更新の保留が大きなプレッシャーに
AUTOSPORT web
ハイブリッドでクラシックな「アメリカン」 ジープ・グランドチェロキー 4xeへ試乗 悪路性能は圧巻
ハイブリッドでクラシックな「アメリカン」 ジープ・グランドチェロキー 4xeへ試乗 悪路性能は圧巻
AUTOCAR JAPAN
人はなぜ「◯◯界のロールス・ロイス」を目指すのか? 最高であり文化の香り漂うのは「ベル・エポック」という豊かな時代に誕生したから!?
人はなぜ「◯◯界のロールス・ロイス」を目指すのか? 最高であり文化の香り漂うのは「ベル・エポック」という豊かな時代に誕生したから!?
Auto Messe Web
フォード・マスタング躍進。チャズ・モスタート&キャメロン・ウォーターズが今季初勝利/RSC第4戦
フォード・マスタング躍進。チャズ・モスタート&キャメロン・ウォーターズが今季初勝利/RSC第4戦
AUTOSPORT web
2024スーパーGT第3戦鈴鹿のGT300クラス公式予選Q1組分けが発表
2024スーパーGT第3戦鈴鹿のGT300クラス公式予選Q1組分けが発表
AUTOSPORT web
ふたつの心臓を持つ猛牛!ウルスにプラグインHVが登場【ランボルギーニ ウルスSE】
ふたつの心臓を持つ猛牛!ウルスにプラグインHVが登場【ランボルギーニ ウルスSE】
グーネット
5速MTのみ! オープントップの新型「スポーツモデル」発表! レトロデザインに「タテ型マフラー」採用した「小さな高級車」に反響あり
5速MTのみ! オープントップの新型「スポーツモデル」発表! レトロデザインに「タテ型マフラー」採用した「小さな高級車」に反響あり
くるまのニュース
フォード・マスタング 史上初「4ドア仕様」導入か 派生モデル展開を示唆、しかしEV化は否定
フォード・マスタング 史上初「4ドア仕様」導入か 派生モデル展開を示唆、しかしEV化は否定
AUTOCAR JAPAN
アンドレッティ、元FIAチーフテクニカルオフィサーのパット・シモンズを獲得。2026年に向け技術規則の知識が活きるか
アンドレッティ、元FIAチーフテクニカルオフィサーのパット・シモンズを獲得。2026年に向け技術規則の知識が活きるか
AUTOSPORT web
ブガッティの正規アイテムがネットで購入できる! アパレルからビリヤード台まで…実車は果たして購入可能!?
ブガッティの正規アイテムがネットで購入できる! アパレルからビリヤード台まで…実車は果たして購入可能!?
Auto Messe Web

みんなのコメント

224件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

619.0679.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

27.7699.0万円

中古車を検索
V60の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

619.0679.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

27.7699.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村