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小粒な見た目とは裏腹のドデカイ収納力! 100万円で買えるアウトドア御用達のコンパクトカー4選

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小粒な見た目とは裏腹のドデカイ収納力! 100万円で買えるアウトドア御用達のコンパクトカー4選

高年式でもじつは選び放題のアウトドアカーを紹介

 アウトドアなどで活躍できる、ラゲッジルームに荷物がいっぱい積めるクルマは、なにも大きなクルマとは限らない。コンパクトカーでも見た目よりずっと荷物の収納力の高い、着痩せ!? しているクルマもあったりする。

意外にもキャンプに向いている! 見た目とは裏腹に収納力たっぷりの「着痩せ」コンパクトカー6選

 ここでは予算100万円のコンパクトカー、それも比較的新しい5年落ち以内、つまり2017年式以降で走行距離8万km以下の中古車のなかから、お薦めの車種を紹介したい。ちなみにホンダ・フリード、フリード+やシエンタのような、見るからに荷物がたっぷり積めそうなコンパクトミニバンは、ここでは割愛する。

ホンダ・フィット

 まず、着痩せコンパクトカーの筆頭として挙げられるのが、ホンダ・フィットだ。100万円以下で手に入るのは3代目、つまり先代の2017年式前後だが、4代目の現行モデルよりフィットらしい、精悍……という声もあるほど完成度が高く、今でも十分に通用するコンパクトカーと言っていい。

 しかも、ラゲッジルームの使い勝手は世界のコンパクトカー最上級。開口部地上高は590mmと世界のステーションワゴンの平均値620mmより遥かに低い。フロア奥行き700mm(HVは675mm)、フロア幅1010mm、最低天井高880mm(HVは845mm)と広大……なだけではない。

 ホンダ独創のセンタータンクレイアウトによって、後席を床に沈めるように格納すれば、拡大されたラゲッジルームの奥行きは1460mmに達する。さらに、シートアレンジによって観葉植物のような背の高い荷物まで後席部分に積めるのだから文句なし。

 また、後席を低く格納した状態で(フロア地上高560mm!!)リヤドアから荷物を出し入れすることも楽々便利。それこそ大・中型犬をリヤドアから乗せ、本来のラゲッジルームまで歩いて行かせることだって可能になるのだ(筆者がラブラドールレトリーバーで実証済み)。まさに見た目以上の大容量ラゲッジスペース、使い勝手のマルチに良さを持っているコンパクトカーの1台と断言できる。

スズキ・スイフト

 スズキ・スイフトも着痩せコンパクトカーの1台。

 クロスオーバーモデルのイグニスのほうが広そう……と思うのは間違いで、スイフトのラゲッジルームは奥行き675mm、幅1000mm、天井高870mmと、意外なほど広いのだ。大きな段差はできるものの、後席を格納すれば奥行きは1460mmに達する。

 ちなみにイグニスは同、430mm、1000mm、720mm、1390mmとなり、スイフトに大きく差を付けられている(元々、よりコンパクトなボディサイズゆえ)。100万円以下、走行距離8万km以下で探せば、フィットより新しい2018年式が中心となるのも嬉しいところ。走りの欧州車感も大きな魅力となる。

トヨタ・ポルテ

 リヤドアはスライドドアがいいというなら、トヨタ・ポルテはどうか。年式的には2017年前後となり、後席の乗降性の良さは、助手席側(のみ)スライドドア部分のステップ高300mm!! という驚異的な低さもあって、フィットやスイフトの比ではない。

 ラゲッジルームは開口部地上高こそ700mmと高めなものの、フロア奥行き580mm、幅1000mm、天井高1020mmと、背の高さによって高さ方向の余裕がポイント。深さ125mmの床下収納もある。加えて、なぜかポルテの中古車は走行距離が極端に少ないものが多いのも特徴だ(2017年式で走行1~2万kmもあったりする)。

スズキ・ソリオ

 5ナンバーサイズのコンパクトカーの車幅は5ナンバー枠ギリギリの1695mmになっているケースがほとんどだが、スズキはよりナローな車幅を採用するのが通例だ。ハイトワゴンのソリオもその例に漏れず、100万円以下、走行距離8万km以下で手に入る2018年式前後の先代モデルも、車幅は1625mmと幅狭く、狭い道、駐車スペースでの使用では抜群の走りやすさ、駐車のしやすさを発揮する。

 そのラゲッジスペースは開口部地上高660mm(段差なし)、フロア奥行き440mm、幅1030mm、天井高1020mmと、とくに幅と高さ方向に余裕あり。後席を格納すれば奥行きが1120mm(前席背後までなら1530mm)に拡大するほか、ラゲッジスペースの床下には深さ310mm、幅590mm、奥行き550mmものサブトランクを備えているから、上下で荷物を積み分けられる便利さがある。

 ちなみに走行性能も意外や意外に抜群で、同年代のコンパクトカーの中でトップクラスの上質かつ静かな走りっぷりを見せてくれていたのである。こう言っては何だが、2018年式前後の3代目と、現行型の4代目は、見た目の違いはあまりなく、新車っぽく乗れるのも(先代)ソリオならではである。

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