日産はキャッチコピーが下手なんでしょうか？

Question

某車でヤワなハイブリッドシステムを終わらせる とよっぽど自信があるんだなとおもってサイト見たらリッターあたり１５．６~２０．６キロでした。ハリアーとヴェゼルには負けているようです。別物になりますがアウトランダーPHEVは６０キロらしいですし。

ちなみに何もかもキングだ！のあの車は今や月販平均８００台です。

Answer 1

実際の燃費と大きく乖離した燃費値が公称のJC08モード燃費です。
JC08モードの走行パターンにチューニングする程、公称燃費値は向上しますが、実際の燃費との乖離が大きくなります。
トヨタの燃費は乖離が大きく、日産の燃費は乖離がトヨタに比べ少ない傾向があります。
売るために実際と乖離しても良い燃費値にして、売上を伸ばすトヨタ。
売上よりもユーザーの満足を優先する日産。
会社の方向性が違います。
日産はFRのフルハイブリッドと、セレナに搭載した簡易ハイブリッドのS-HYBRIDしかハイブリッドシステムはありませんでしたが、エクストレイルに新たにFF用ハイブリッドを投入し、横展開を始めています。
昨年北米展開したバスファインダーハイブリッドでハイブリッド性能を確認し、日本投入を始めています。
エクストレイルの実力を見ても、JC08モードに特化せず実走行を乖離するようなチューニングはしていないようです。
そのため、車本来の性能としてはバランスの良い出来映えのようです。
実力では、日産の方が上になったと思います。

ちなみに、Outlander PHEVのプラグインハイブリッド燃費は、駆動用バッテリーをフル充電で使うことが前提も燃費値です。
実際のガソリンエンジンでのJC08モード走行燃費に係数を掛けて算出した燃費です。
通常利用で始業前に駆動用バッテリーを充電してから使うという利用方法の燃費ですから、燃費比較には使えません。
そのため、昨年10月かプラグインハイブリッド燃費値として使うことが廃止されています。
プラグイン利用の電気自動車としての利用を排除したOutlander PHEVの燃費は、18.6kmです。
2Lエンジンのハイブリッド車としては、平均レベル未満の燃費レベルでしかありません。
JC08モード燃費を比較するなら、この値同士で比較する必要があります。

(saesapsafさんへ)

Answer 2

キャッチコピーの問題ではなくて商品の中身の問題です。
先行するトヨタやホンダの車種展開、あるいは最近の軽自動車の売れ行きなどを見ていれば、マーケットニーズが低燃費にあることは明らかなのですが、あえてそこから目を逸らして勝負しようとしているこ自体が間違いなのです。

ハイブリッドパワートレーンをパワーブースター的に使うという考え方は新しいものではなく、先代レクサスＧＳ４５０ｈや先代クラウンＨＶなどｈそういうセッティングを施されていました。しかし、マーケットは低燃費に軍配を上げたのです。

ＢＭＷのアクティブハイブリッドもパワー指向ですが、少なくとも日本では全く売れていません。

日産は「売れないものを作って売ろうとする」という愚を犯しています。
フーガＨＶやスカイラインＨＶの販売実績を見れば、同じようなコンセプトではダメだと解っているのに、なぜまた同じことを繰り返すのか不思議です。

Answer 3

燃費に関しては他の方がコメントしている通りだと思います。
ヤワなと日産が言ってるのは燃費では無いと思います。
なんて言ってもSUVですからハイブリッドと言えども燃費に振ってしょぼい走りをする他社ハイブリッドとは違ってトルクに振ったパワーハイブリッドであると言ってるんだと思います。あくまでSUVですからトルクフルな走りが売りなんでしょう。
技術的にもev走行域が120km/hまでと他社が60km/h前後であることを考えると電気自動車に強い日産らしいハイブリッドだと言えます。