三菱 アウトランダー 「先代からの乗り換えです。 先代（初期型）との比較で。 先代はデビュー当時は流行の最先端を狙った意欲作でした。 新型プラットフォームに新型電子制御４ＷＤ」のユーザーレビュー

先代からの乗り換えです。 先代（初期型）との比較で。 先代はデビュー当時は流行の最先端を狙った意欲作でした。 新型プラットフォームに新型電子制御４ＷＤ

2013.2.11

総評

先代からの乗り換えです。
先代（初期型）との比較で。
先代はデビュー当時は流行の最先端を狙った意欲作でした。
新型プラットフォームに新型電子制御４ＷＤ、大排気量に対応するＣＶＴの搭載
今では当たり前の
イモビライザー、横滑り防止装置、インフォメーションディスプレイ、ＨＤＤナビ（今ではメモリーナビですが）などの電装系もちょうどこの車のデビュー頃から標準化されたものです。
上記に加えて、アルミルーフやモノチューブダンパー、スタビライザーの装着という走りにこだわったネタや、ロックフォードのオーディオやＳＵＶらしい使い勝手を考慮した機能を満載して、先代には『次の世代のクルマ』というニオイがプンプンしていました。
新型は上記の装備をブラッシュアップした上で、主に安全装備（ｅ-ａｓｓｉｓｔとエアバック）を追加した形でクルマとしては確実に進化していますけど、先代に比べると売り文句、謳い文句としてコレといったインパクトには欠けているように思います。
その点からすれば、やはりＰＨＥＶこそ本命で、あれこそ次世代のクルマというワクワク感に溢れています。
ガソリン車でも先代と比べれば不満より満足の方がきっと上回るとはおもいますけどね。

満足している点

⇒外観
実物は写真より確実にイイ。写真よりもう少し横向きからのアングルで見れば先代よりもイイかも。三菱の『ガンダム系』デザインが好きな人には、意外とその路線はハズしてないですよ、と言っておきます。
⇒内装
あまりこだわらないのでアレですけど、素材は初期型よりは数段よくなりました。
やっとハンドルにテレスコがつきました。
⇒動力性能
動力性能に大きな違いはないのに、燃費は格段にアップしました。街中でも平均車速で20ｋｍを超えれば、まず10ｋｍ/Ｌは走るでしょう（私の場合、先代だと8ｋｍ/Ｌ強がやっと）。
先代の2300回転～3000回転のトルクの谷間は随分埋まりましたので、実質的な使い勝手も良くなったと思います。
また、発進時の転がり始めも無意味なパワー感の演出がなく、のんびりスタートしますが、雪道を走る可能性のあるクルマとしては正しいセッティングだと思います。
⇒装備
ｅ-ａｓｓｉｓｔは過信は禁物ですけどお値打ち。クルーズコントロールだけでも絶対買い。
というか、これが要らないなら新型を買う意味ほとんどなし。
もともと電子装備は三菱のお家芸。ここだけは他社同クラスより確実に上。
（まあ多くの機能は三日で忘れ去られていきますけど。）
３列目もマシになりました。少なくとも1マイルシートが10マイルシートにはなりました。

不満な点

⇒外観
グリルは交換したい。先代のスポーティーグリルみたいなシンプルなのがいい。
⇒内装
先代のようにアップライトなドラポジを決めると頭上のクリアランスが不足するし、ハンドルが思ったほど上を向かない。
⇒動力性能
飛ばす車じゃないので馬力に問題はなし。
燃費向上の為に電動パワステになってますが、（そのせいかどうかは判りませんが）路面からのインフォメーションは曖昧なのかな。先代初期型はハンドルが敏感すぎると言われていますが、それに慣れた私にすれば、新型は鈍感だと思います。
⇒装備
なくなったもの：頭上のサングラスポケット、センターコンソールのＣＤ置場、保温グローブボックス、アームレストボックスの100Ｖコンセント、運転席カップホルダー、分割リアゲート。
移動空間としては進化したけど、ＳＵＶの魅力であるお出掛けの相棒としての使い勝手は若干退化。といっても慣れと車用品店でほぼ補完できる程度です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験