2015年11月
■2015年11月
アウトモビリ・ランボルギーニは、「ウラカン LP610-4」の2016年モデルを2015年11月6日に発表した。
同年11月17日には、「ウラカン LP580-2」を発表した。
■2016年3月
アウトモビリ・ランボルギーニは、「ウラカン LP610-4 アヴィオ」を2016年3月2日にジュネーブモーターショーで発表した。
■2017年6月
アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは、ニュルブルクリンクのノルトシュライフェにおいて量産車として史上最速のラップタイム、6分52秒01を記録した新モデル「ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ」を2017年6月8日に発表、同年夏にデリバリーを開始した。
同年3月のジュネーブショーで公開されたウラカンの最新バリエーション。カーボンファイバーを多用することで軽量化されたボディに、アクティブ・エアロダイナミクス「エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ(ALA)」の採用が最大のポイント。このシステムは走行状況に応じて空力負荷を変化させるシステムで、加速時には空気抵抗を抑えてトップスピードを向上、高速コーナリング時やフルブレーキング時にはリヤフラップを閉じ、ウラカンに対して750%増のダウンフォースを発生させて安定性を高めることができる。
搭載される自然吸気の5.2リッターV10エンジンは8000回転で最高出力470kW(640ps)、6500回転で最大トルク600Nmを発生する。また、1000回転で70%以上のトルクを実現しているため、実用域での柔軟性も高そうだ。トランスミッションにはデュアルクラッチ方式の7速ATが設定されている。
4WDの駆動方式を採用するものの、乾燥重量はわずか1382kgと軽い。2.16kg/psのパワーウエイトレシオにより、0-100㎞/h加速は2.9秒、最高速は325㎞/h以上と公表されている。
足まわりは前後ともダブルウィッシュボーンを採用。ウラカンに対して垂直剛性が10%、ロール剛性で15%向上させており、オプションで磁性体を用いた磁気粘性ダンパー(アクティブサスペンション)を選ぶことができる。