カーオーディオのウーハーについて質問です。 ベッドユニットやアンプの詳細は置いといてウーハーのみでご考察頂ければ幸いです。

Question

今まで色んなウーハーを使用してきました（主に12インチ）が、カーオーディオ用と言われるウーハーは特に低音のアタックが強すぎて音楽の自然な感じが無くなってしまう様に聞こえ、最終的にはJBLの15インチに落ち着いています。
これが、高音も綺麗で女性ボーカルの生々しさや「自然な」低音に一役買っています。

何が聞きたいのかと言いますと
12インチと15インチで再生し得る帯域の違いが有るのはわかりますが聴感的にそこまで違うのか？
エッジの素材も多くはゴムやウレタンでしたがJBLのウーハーは布なので、その違いが自然な低音に繋がっている可能性が高いのか？
という所です。

考察をお聞かせ頂けたらと思います。
宜しくお願い致します。

Answer 1

量感重視で自然な低音を響かせるなら大口径選ぶのは正しいと思います。
私の場合、12インチ＋バスレフケース自作に周波数帯域調整で対応してます。さすがに15インチ入らないので。

ウーハー（ここで言うのはドアにつけるウーハーではなくサブウーハーですね）の味付けは色んな要素がありますが、ユニット側の特性としては口径がわかりやすい味付けの尺度になると思います。スピードなら小口径、量感なら大口径って感じ。同じ口径でもどっちよりにするかはメーカーによっても変わります。

ウーハーは口径が大きい物ほどコーン重量が重くなりやすいためアタックが弱くなりやすく、広い面積を響かせることができるため量感が豊かになります。口径を小さくする事でコーン重量が軽くなる分素早い振幅が可能になるので、アタック音が強くしやすく、切れの良い低音を鳴らせます。

口径が小さすぎるとポートを使ったりして低音を稼ぐ必要が出てしまうため、いわゆる小型のパワードサブーハーはぼんやりとした低音補完しかできません。音質を重視する人がある程度大口径のサブウーハーに流れるのはその理由です。

アタック音については口径もありますがサブウーハーに担当させる帯域でも変わってきます。アタック音はある程度指向性がある周波数帯域で、硬いバスドラムのアタック音だけ抜くと150-200Hzとか割と高めです。そのため、担当帯域を高めに調整して、イコライザで調整すればアタック音の強弱の調整はできます。

量感については単位時間あたりの空気を震わせる量になるので口径に比例しますからこればかりは大口径に小口径は勝てません。そのため、小口径しか使えない場合は数を増やすなどしてコーンの表面積を稼ぎ、対策する事もあります。ただ、数を増やしすぎるとにごるばあいもあるので、可能ならば大口径1本が一番ですがね。

質問者からのお礼コメント

適切なご回答ありがとうございます。
色々試した結果大口径に落ち着いたのですが、これは何故だろうと疑問に思っていましたが現在のシステムで良いと確信させて頂きました。

ゴムエッジと布エッジの違いも大きく有るとは思っていましたがどうなんでしょう？
布エッジの振り幅の小ささから不利な印象でしたが使用してみるととても良い低音でしたので。

また、やってみたい構築が有りますのでその際は宜しくお願い致します。