44年ぶりに復活したSクラスカブリオレとSLKのMC版・SLCに試乗
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
ときおり冷たい風が吹き下ろす南フランスのリゾート地・ニースでメルセデスのオープンカーの最新モデル2台に試乗した。1台は「Sクラス カブリオレ」。 2+2シーターの高級クーペのオープンカーなので、メルセデスの最上級ドライバーズカーだ。もう1台はメルセデスのスポーツカーのエントリーモデルであり、バリオルーフという電動ハードトップの「SLC」。タキシードとブラックタイが似合いそうなSクラス カブリオレと、ジーパンTシャツで乗れるSLCをレポートする。
Sクラスというと最高級セダンのイメージが強いが、クーペも用意されている。ちょうどベントレーのコンチネンタルGTと同じセグメントだ。そんなメルセデスの高級クーペをベースにしたカブリオレが1961から71年に生産された「W111」で、気品にあふれるスタイルは富豪の間で人気が高かったという。
そのSクラス カブリオレが44年ぶりに復活したのだ。オープンのスタイルはボディのエッジラインがシャープで、リアエンドのスタイルはむしろハードトップよりもスポーティだ。高級クーペはビジネスシーンでも似合いそうだが、オープンモデルこそ大人の贅沢という感じがする。
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