NSXに本格試乗した。看板技術のSH-AWDは諸刃の剣か?
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:本田技研工業株式会社
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:本田技研工業株式会社
カリフォルニアの砂漠リゾート地パームスプリングスにまで出かけて、やっと確認できた。新型NSXのカッコ良さは本物だ。
この手のスーパースポーツにおいて、視覚に訴えかける官能的な魅力は何よりも大事。もちろん走りの性能は当然だが、駐車場で対面したとき、まずは惚れ惚れする見た目で気分が高揚し、走り出してさらに興奮が増すのはお約束だ。荷物を積めない、快適性や居住性は望めない、その代わりに官能的な見た目と性能がある。NSXは初代から、そんなクルマ=スーパースポーツがしのぎを削る世界に勝負を挑むモデルだった。
ライバルたちの中でも十分な勝機を持っていることは、昨年10月に栃木にあるホンダのテストコースで開発車両を見て確認している。塩見 智氏のレポートでも、そのカッコ良さは保証つきだ。しかし、サーキットやテストコースなどのクローズドコースで見る姿と、街中などの周りにクルマがある状況での印象は違う。スタイルはいいが、まとまりすぎて迫力や存在感に欠けるケースだってあるのだ。
改めて言おう。他のクルマと一緒に走るNSXの姿は、低さと広さがより強調されて、所有欲が刺激されること請け合いだ。官能的な排気音と共に走り抜ける姿に見とれないクルマ好きがいたら、不感症? と聞きたくなるかもしれない。街中ではじめてその姿を見たとき、25年前に登場した初代NSXが、当時のフェラーリ主力モデル・F355と比肩されるカッコよさと性能を備えていたことを思いだした。時代の荒波を乗り越えて、日本発のスーパースポーツカーが復活したのだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ついに[レガシィ]の名が消える…… 2025年春にメイン市場の北米で生産終了! でもアウトバックは生き残る!
「Appleのパクリ」はもはや過去! 中国シャオミ初EV「SU7」受注7万台突破と新経済圏ブチ上げ、米中貿易摩擦も何のその?
アウトドアテイスト満点な新設[HuNT]がイカす!!! ホンダの中核コンパクトSUV[ヴェゼル]が満を持してマイチェン!
THE NORTH FACEを体現した一台! トリプルネームで開発されたトヨタ ランドクルーザープラドがベースのキャンパー
走るファーストクラス【レクサス LM500h エグゼクティブ】
GAINER TANAX Zが岡山で待望のシェイクダウン。ドライバーふたりもポテンシャルに手ごたえ
もう[ハリアー]超えやん!! 日本の[ヤリス]にも採用してよ!! 欧州仕様のエアコン機能が神すぎる
中上貴晶が語るテストチームとのズレ。ホンダRC213Vの現状は「問題が多過ぎる。データ解析しても表れない」
いよいよランクル250の販売がスタート!どんなモデルがライバルになる?
プリウスオーナーにおすすめ!鋭角のフロントガラスにフィットする内窓専用ワイパー カーメイト
ジープ 限定車「コマンダー オーバーランド」発売 ブラウン内装がプレミアムな室内空間を演出
レンジローバーイヴォーク 2025年モデル受注開始!PHEV車を中心に価格を見直し
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う