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スバル・クロスオーバー7に試乗&改良版レヴォーグは「後ろにもぶつからない」

レヴォーグにも細やかな改良の手

自動車の衝突安全性をテストする「JNCAP(自動車アセスメント)」を実施する国土交通省と独立行政法人「自動車事故対策機構」は、最近増えてきた被害軽減ブレーキなどの先進安全技術の性能テストを始めた。

項目は「被害軽減ブレーキ」と「車線はみ出し警報」、それに「総合評価」。好成績を記録したクルマを「ASV(先進自動車)」、非常に好成績だったクルマを「ASV+」として評価しているが、そのテストでアイサイトが備わったスバル車は軒並み満点か満点に近い高得点をマークして、次々にASV+の称号を手にしている。

レヴォーグも満点を記録してASV+を獲得した一台だが、スバルは手綱を緩めることなく、主力車種のレヴォーグに「アドバンスドセイフティパッケージ」というさらなる安全装備をオプション設定した。

これは、ドアミラーで目視しにくい斜め後方の車両を検知し、ドアミラー内のLEDランプを点滅させることでドライバーに注意を促す「スバルリヤビークルディテクション」、ドライバーから死角となる車両左前部(フロントフェンダー周辺)を左ドアミラーに搭載されたカメラで撮影し、映像をモニターに表示する「サイドビューモニター」、ハイビームとロービームを自動的に切り替える「ハイビームアシスト」、走行中に前方車両との距離を検知するアイサイトの作動状況を、ドライバー正面のフロントウインドウ下部にランプを点灯させて知らせる「アイサイトアシストモニター」の4つの機能がパッケージされたもの。

なお、レヴォーグは4月の改良でアイサイトが全車標準となった。さらにエントリーグレードの「1.6GT アイサイト」の燃費を0.2km/L向上(17.6km/L)し、GT系のサスペンションに新ダンパーを採用して乗り心地を向上させるなど、細やかな改良の手を加えている。

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