レンジローバースポーツ 強烈V8とコスパのV6
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:望月 浩彦
スタイリングは兄レンジローバーに似ている部分もあるし、末っ子のイヴォークともイメージを共有する。ワールドプレミアした3月のニューヨークモーターショーで、チーフクリエイティブオフィサーのジェリーマクガバン氏にそこを訊ねると、この3モデルのドローイングはほぼ同時に進行していたと答えてくれた。つまり、発表のタイミングこそずれてはいるものの、開発は平行して行われていたようだ。
そこで個人的に興味を抱いたのは次期ディスカバリー。これまでレンジスポーツとフレームを共有していたことを鑑みると、新型はアルミ化の可能性は高い。ただ、生粋のランドローバーブランドの価格設定でアルミフレーム分の採算が取れるかは少々心配ではあるが……。
それはともかく、フロントは兄風、リアは弟風な出で立ちでこいつは誕生した。インテリアもそうで、うまい具合に両者のテイストが生きている。例えば、従来から50%近くスイッチ類を減らしたインパネまわりのモダンデザインはレンジを思い出させるが、ドライビングポジションはイヴォークに近い。彼らの専門用語で言うなら、そこは"コマンドポジション"ではなく、"スポーツコマンド"となるそうだ。
ただ高級感はイヴォークよりもレンジローバーに近いことを明言しておこう。レザーやウッドのしつらえは上質な物を知る世界中のセレブリティを納得させられるに違いない。特にトップエンドに立つ1260万円のオートバイオグラフィダイナミックはそうだろう。冒頭に表現したスポーティな走りともどもクオリティは高い。ただ、エントリーモデルのSEも十分すぎる仕上がりを持つ。その意味では798万円のこいつは費用対効果が高いと言えそうだ。
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