2代目の新型アウディQ7。日本導入予定の3.0L V6にドイツで試乗
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:アウディ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:アウディ ジャパン
もともとQ7は、大きくて背高なボディが信じられないぐらいハンドリングが優れていたが、新型も快適性が大幅に向上しながらスポーティさは失っていない。結構な勢いでコーナーへ飛び込んでいっても過度なロールはなく、安心してクリアしていける。そういった状況でも常にしなやかだ。重心が50mmも下がったことでポテンシャルが底上げされているのだ。
とはいえ、ステアリングを切った瞬間からキュンキュンとシャープに曲がっていくタイプではない。エアサス特有の、ある種の優しい感触とジワジワと進行するロールを伴いながら、いい意味で穏やかに、けれど気付くと結構なGが発生していくようなハンドリングだ。これもまた上品と表現してもいいだろう。
リアステアは、低速ではフロントと逆方向に切れるが、高速では同じ方向となって安定性を確保。状況によって最大5度までのステアが可能だという。
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