MINIクラブマン国内仕様 3月2日より日本でも納車
掲載 更新 carview! 写真:荒川 雅臣
掲載 更新 carview! 写真:荒川 雅臣
コードネームはハッチバックモデル=R56に対してR55。昨年夏にドイツ本国で発表されたMINIクラブマンが、3月2日(ミニの日)から、日本国内でもデリバリーされる。
60年代に登場したオリジナルMiniのシューティングブレークバージョンである、カントリーマンやトラベラーを彷彿させるフォルムは、オリジナルMiniの時と同様に、ハッチバックのボディを240mmストレッチするとともに、ルーフをテールまで伸ばして直立したテールゲート与えることで実現。※シューティングブレークとは、ハッチやクーペボディのリアを延長して狩猟道具や犬を載せたクルマのこと。
MINIクラブマンはさらに、クラブドアとスプリットドアという2つの観音開きドアもトピックスとした。クラブドアはボディ右サイドの前後・観音開きドアで、マツダRX-8風に前ドアを開けてから後ドアを開ける。スプリットドアはテールゲートの左右・観音開きドアで、こちらは右ドアを先に開けてから左ドアを開ける。どちらも閉めるのはその逆の手順。クラブドアは左ハンドル車では助手席側、右ハンドル車では運転席側となるが、これは左右2パターンのボディ製造コストが嵩むことが主な理由のようだ。
ボディカラーは12色、内装色が4色の組み合わせ。グレードを問わず、Cピラーからリアバンパーにかけてはソリッドブラックかメタリックシルバーで塗られるのがクラブマンの特長になる。先に発売された欧州では、ホットチョコレートというクラブマン専用に用意されたボディカラーが人気で、納車の1/4を占めるとか。
ホイールベースは80mm延びて、リファインされたリアシートは大人2名に充分な空間を実現する。ちなみに欧州仕様の2名+子どもの=計3名がけリアシートは、日本の法規ではシート幅が400mmを下回る場合シートと認められず、日本モデルではヘッドレストも2つで、ハッチバックと同じ4名乗りとなる。また、荷室も若干ながら大きくなっている。トランク容量は260リッターで、後席を倒すと930リッター。
パワーユニットやギア比は現行型ハッチと全く同じだが、バルブタイミングやECUマップがリファインされ、40~50kg重いクラブマンの燃費はハッチモデルよりも若干向上しているとのこと。(10・15モード燃費でクーパー=16.8km→18.0Km/L、クーパーS=14.4km→15.0km/Lに向上、いずれもMTでの数値)ちなみに日本でのラインナップは、1.6リッター直4DOHCを積むクーパー・クラブマンと、直噴ツインスクロールターボを備えるクーパーSクラブマンで、ハッチバックの同グレードに対して23万円高いという価格設定。どちらも6速ATと6速MTが選べる。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
廃棄物全体のリユース・リサイクル率は92%に!ボルボ、「サステナビリティレポート2023年」を発表
ランチア『フラミニア』、イタリア大統領がパレードで乗車…共和国記念日を祝う
不便です! 壊れます! お金もかかります! それでも「旧いクルマ」の虜になる理由
メルセデスベンツとBYDの電動車ブランド「デンツァ」、ミニバン『D9』出展へ…グッドウッド2024
EVモードの航続318km、新型電動SUV『フリー318』予約開始…中国嵐図汽車
メルセデス・ベンツ日本、EQEの限定車「エレクトリックアート」発売
国産車「最大排気量」モデル! 6400ccの「V型8気筒エンジン」搭載! 全長6mオーバーの「超高級ニッサン車」が凄すぎる! 開発した理由とは
VW『ゴルフ』、生産50周年を祝う…次世代モデルは電動化へ
4WDユーザーに捧ぐ最強の鍛造ホイール現る! RAYS VOLK RACINGよりZE40Xが誕生
新ロゴステッカー付き!カリフォルニア・カーライフを満載した「デイトナ」新刊、372号は6月6日発売
記憶の無い少年、なぜ彼女は嘘をついてまで守ろうとしたのか 杏×関根光才監督『かくしごと』
国道1号「小田原箱根道路(上り)」で夜間通行止め。箱根新道、西湘バイパスを利用するドライバーは迂回ルートを要チェック!
【858万円】650psのハイパフォーマンスEV ヒョンデ「アイオニック5 N」発売
異色のハイブリッドと内外装変更。マイチェンと呼ぶには見どころ多めな新型「ポルシェ911」まとめ
【70年の歴史で初】コルベット E-Ray発表。6.2L V8+モーターでマッスルカーも電動四駆の時代に
気なるところ多少あれど…スバルの頂点「レガシィ アウトバック」はとにかく快適だった
ダイハツ謹慎終了の合図は新型「ムーヴ」。禁断のスライドドアでN-BOXやワゴンRをぶん殴る
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは