パッソ、マイナーチェンジで燃費性能をアップ
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
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トヨタ自動車は4月14日、2010年にフルモデルチェンジした2代目パッソのマイナーチェンジモデルを発売した。パッソは女性ユーザーの視点を取り入れたコンパクトカーで、トヨタ自動車が企画し、ダイハツが生産を担当している。月販目標台数は5000台。
パッソに搭載されるエンジンは1.0L 3気筒と1.3L 4気筒の2タイプ。今回は販売台数の約90%を占めるという1.0L 3気筒エンジンが新開発され、燃費は先代の21.2km/L(JC08モード燃費)から27.6km/L(同)へと大幅にアップした。圧縮比の向上や低フリクション化、バルブタイミングの最適化を図ったほか、クールドEGRやアイドリングストップ機能などを採用し、ガソリンエンジン登録車トップの燃費性能を実現した。
「スッキリ」「きりっ」をキーワードにデザインされたXとGは、ワイドなグリルやシャープ感のあるヘッドランプにより端正な顔立ちを表現。ブラウン基調のインテリアも落ち着いた印象だ。もうひとつの+Hanaは「ポップ」「キュート」がキーワード。楕円形のアッパーグリル、フォグランプと連続させたロアグリル、ピンクのリアコンビネーションランプなどで可愛らしさを表現した。ホワイトルーフを採用した2トーンのボディカラーもオプションで用意されている。
全タイプにカーブなどで横滑りを抑えるVSC(ビークルスタビリティコントロール)と、タイヤの空転を抑えるTRC(トラクションコントロール)、緊急ブレーキシグナルを標準装備。ドアの施錠、解錠に連動するオート電動式ドアミラーや、紫外線を99%カットし、赤外線(IR)カット機能もあるフロントドアガラスを新設定した。
価格はX(1.0L)が109万8655円~149万7273円、G(1.3L)が147万1745円、+Hanaは1.0Lが135万5891円~165万2400円、1.3Lが160万5273円。
写真はX “G Package”
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