独BMW、新型1シリーズを公開 FF化により室内スペースを大幅改善
掲載 更新 carview! 写真:BMW AG
掲載 更新 carview! 写真:BMW AG
FRからFFへと大変身を遂げた第3世代の「BMW1シリーズ」(ハッチバック)がついに公開された。独BMWは5月27日、1シリーズのフルモデルチェンジを発表した。
開発に5年の歳月を費やしたという新型1シリーズは、市場のニーズに合わせ5ドアモデルのみが用意され、3ドアの設定は見送られた。
ボディサイズは4,319mm(先代比-5mm)×1,799mm(同+34mm)×1,434mm(同+13mm)と縦横方向に拡大。これにより、従来モデルでライバルに対して不利だった室内スペースは大幅に改善し、特に後席はニールーム+33mm、ヘッドルーム+19mm、エルボールーム+13mmと大人が十分くつろげる空間となった。
また、1シリーズとしてオプション初採用となるパノラミックルーフを選択すれば開放感はさらにアップする。荷室容量も先代比20リッター増の380リッターとなり、後席を倒せば1,200リッターまで拡大するなど、ユーティリティへの配慮も万全といえるだろう。
一方、FF化による走行性能への影響はどうか。注目はリアサスペンションが全車マルチリンク式となり、エントリーレベルではトーションビームを使うライバルメーカーへの差別化を図った。
また、走りに効く先進のテクノロジーも満載で、エンジン直結のスリップコントロールシステム「ARB」がホイールスリップを緻密にコントロールしアンダーステアを減少させるほか、コーナリング時に内輪へブレーキをかけることでニュートラルステアに導く「BMWパフォーマンスコントロール」も装備する。
グレードとパワーユニットの構成は以下のとおりで、トランスミッションは6速MTもしくは8速ステップトロニックが組み合わせられる。
116d:1.5リッターディーゼルターボ(116hp/270Nm)/FWD
118d:2.0リッターディーゼルターボ(150hp/350Nm)/FWD
120d xDrive:2.0リッターディーゼルターボ(190hp/400Nm)/AWD
118i:1.5リッターガソリンターボ(140hp/220Nm)/FWD
M135i xDrive:2.0リッターガソリンターボ(306hp/450Nm)/AWD
実車は6月25日にミュンヘンで開催されるBMWグループの「#NEXTGen」イベントで世界初公開され、その後9月28日にマーケットローンチとのこと。国内発表を楽しみに待ちたい。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ボルボの雪上テスト現場へ潜入! EX30でエルク避けを体験 ソフト開発での重要性も増す
MotoGPスペインGPスプリント|マルク・マルケス、転倒で勝利幻に……荒れた展開生き残りマルティンが制す
なんちゃってセレブが「オートモビルカウンシル 2024」に潜入。インパクト大賞は「ランボルギーニ」顔のソファです
複数年契約を結んだヒュルケンベルグはアウディF1の一員に「ドイツ製PUを搭載し自動車ブランドを代表するのは光栄なこと」
フェラーリの『499P』理解度は約8割。「残り20%をうまくコントロールする必要がある」
6MT搭載! 新型「“FR”クーペ」公開! 830馬力超えV8搭載の「最強モデル」! 60年で“最も楽しい”「スーパースネーク」米に爆誕
レッドブルF1の技術責任者、退団か 「圧勝」支えたエイドリアン・ニューウェイ氏、チーム内騒動で不満?
ニコ・ヒュルケンベルグ、今シーズン限りでハースF1を離脱。2025年にザウバーへ移籍
ランボルギーニがレースを目指す理由とは? 最高技術責任者とドライバーが語る「スピードを超えた情熱」の先にある「ランボ体験」の創造を知ろう
新しい循環型ビジネスモデル 「ランドローバーのSDGs」 使用済みPHEV車のバッテリーパックを活用
Moto2スペイン予選|アルデゲルがポールポジション獲得。日本勢は小椋藍17番手と苦戦
レクサスが「新型プレミアムSUV」発売へ 14年ぶり全面刷新でめちゃ上質内装דカクカクデザイン”採用! 日本初投入の「新型GX」内外装の特徴は
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった