パナメーラ試乗、第2弾 メカニズム徹底解析
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
ミュンヘン空港から試乗会が行われているアルプスの麓のリゾートホテルまでパナメーラの後席に乗ることになった。後席にVIPを乗せることのできるクルマはポルシェにとって初めてのこと。長い間スポーツカーメーカーの地位を不動のものとしたポルシェであるが、後席でお客様をおもてなしするのは初めてだ。
さっそく後席に乗りこんだのはパナメーラ・ターボ。同シリーズの最高性能を誇るモデルだ。サルーンといってもルーフは低く後席に身を収めるとまるでバケットシートに座ったような錯覚を受ける。このタイトなシートは普通のサルーンとは異なると思った。ところで、ポルシェ自慢のダイナミクスは大きなタイヤで支えられているのだが、意外にもロードノイズは大きくない。エンジン音は911のように後ろからではなく、前側からかすかに聞こえてくる。この静粛性はパナメーラの大きな価値だ。アウトバーンに入るとパナメーラのステアリングを握るドライバーはオーディオのスイッチを入れてくれた。ドイツでも超高級オーディオメーカーとして知られる「ブルメスター」。アンプのパワーはなんと1000Wだ。
ホテルに着き、早速パナメーラのステアリングを握ることにした。その第一印象はハイブリッド車のようにアイドルストップ機構が採用されていることだ。ギアボックスは911と同じ考えで開発されたパナメーラ専用の2ペダル・ツインクラッチPDKを装備しているが、交差点で止まるとエンジンは自動的に停止する。ブレーキから足を離すと自動的にエンジンがリスタート。なんだかハイブリッド車に乗っている気がした。
パナメーラ・ターボはシリーズ最高のパフォーマンスを持つが、高級車として快適性を重視するためにエア・サスペンションが備わる。あらゆるスピードで快適な乗り心地が得らた。ドライブフィールはターボパワーとPDKの組み合わせでイージー&スポーティ。そういえばポルシェは「911オーナーを失望させるようなパナメーラは作らない」と明言していたことを思い出した。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
マツダ新型「すごい5ドアハッチバック」実車公開!? 精悍エアロの「爆速マツダ3」がやって来た! ド迫力で爆速な「MAZDA SPIRIT RACING 3」藤沢に登場
マカオGP、2024年からはFIA F3に代わりフォーミュラ・リージョナルによるワールドカップ開催に
[低予算サウンドアップ術公開]ライトな「車内静音化」でドライブの快適性をアップ!
次に乗る「新しい定番=SUV」の正解『新版 SUVの選び方』ル・ボラン2024年7月号、本日発売!!
F1参戦4年迎えた角田裕毅が見せる進歩。天性のスピードに加え、様々な能力の成長もチーム認める
『JAPAN MOBILITY SHOW 2024』千葉の幕張メッセで10月15日から18日まで開催
圧倒的速さ見せたガブリエレ・ミニがポールポジション獲得|F3モナコ予選
トヨタ新型「ランドクルーザー“300”」発表! タフ感高めた本格SUV! 黒感高め外装がカッコイイ「“勝利”仕様」UAEで約1350万円
プラモで作った人も多い!? 伝説のF1マシン“6輪タイレル” 唯一無二の「P34」がオークションに登場! 驚きの落札価格とは
トヨタは『クラウンセダン』のHEVとFCEVのカットモデルを展示…人とくるまのテクノロジー展2024
MotoGPカタルニアFP1|ポイントリーダーのマルティンがトップタイム。引退表明エスパルガロは5番手
なぜパガーニ「ウアイラ R」がブリティッシュグリーンに?「フォウリ・コンコルソ2024」への出展が決定しました
スズキ ハスラーに新スタイル「タフワイルド」登場! 通常モデルもアップデート&価格上昇も
PHEVで高性能なランボSUVの本命「ウルスSE」は3150万円。電動パワー+新デザインでお買い得
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善