フィエスタ速攻試乗、懐が深いウォームハッチ
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
日本では約7年ぶりの復活だ。もちろん、1976年に初代モデルが登場したフィエスタは、以来、欧州では常にベストセラーカー争いの常連であり続けている。
知っている人も多いように、フォードジャパンも先代の5代目フィエスタを販売していたが、その次の6代目は2008年のデビュー時に導入されなかった。当時はフィエスタやフォーカスなどの"欧州フォード系"の日本販売はあまり芳しくなく、当時のフォードジャパンはマスタングやSUVなどのアメリカ系モデルに特化した戦略に転換していたからだ。
というわけで、久々の日本再上陸となったフィエスタだが、この最新モデルは基本的には08年登場の6代目にあたる。ただ、6代目フィエスタは一昨年にフォードの新デザイン思想(現行フォーカス/クーガの"キネティックデザイン"より、さらに進んだ次世代デザインという)を採り入れた大幅なフェイスリフトを受けており、これはいわば後期型。
フィエスタがこの時期に再上陸した理由は、いくつかある。長らく"欧州専用の安グルマ!?"的な存在だったフィエスタも今や、フォーカスやクーガとならぶワールドカーと位置づけられており、海外にはセダンも存在するし、世界6拠点で生産されている。中国やインドを含めたアジア最重要市場やアメリカでも販売されており、昨年は世界で6番目に多く売れたクルマだという。となれば、あらためて日本でも……となるのは自然な流れだ。
そして、この時期になったもうひとつはパワートレーン。日本仕様のフィエスタはいさぎよくモノグレードで、日本初上陸となる1.0リッター3気筒ターボに6速ツインクラッチ・トランスミッションを組み合わせる。じつはこの"3気筒エコブースト+DCT"というフィエスタで最もハイテクなパワートレーンは、世界的にも2014年モデルからの導入で、日本導入はこれ待ちだった……というのが真相らしい。
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