モータージャーナリストチームでJOY耐に参戦。過酷な7時間の果てに得たもの
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:宮門 秀行
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レースへの参加車両は、ホンダ・フィットRS。 これはいま最も安価で本格的なスプリントレースのひとつである「1.5チャレンジカップ」の車両そのもので、JOY耐にもそのまま参戦可能なことから、このクラスは激戦区となっている。ちなみに今年「FIT1.5クラス」は全86台中18台ものエントリーがあった。
そしてこのフィットRS、運転がすごく面白くて奥深い。ナンバーなしのN1車両という性格からサスペンションには車高調整式ダンパーが奢られ、セッティングの自由度がかなり高い。また安全を配慮して張り巡らされたロールケージや、万が一の火災からドライバーを守るためにカーペットやリアシートなどが取り払われた室内はレーシーで、車内には乾いたエキゾーストノートがビンビンに響いてくる。
そしてそれ以上にシビれるのが、そのドライビング。タイムを出すにはきっちりとエンジンを回しきり、なおかつレブリミッターに当てないように走って燃料カットをさせない配慮が必要。かつコーナーではそのブレーキを労りながらも果敢にターンインで攻めなくてはならなくて、タイムを出すとなるとこれが本当に難しい。また少しの抵抗でも確実なタイムロスとなるためにライン取りがとても重要で、たとえストレートでもジワーッとハンドルを切って車線を変更しなければならない。それも、86台のマシンが入れ替わり立ち替わりコース内にいる中で!
普段ハイパワーなプレミアムスポーツカーばかり乗っているとこうした“恐ろしく細かい積み重ね”によるタイム出しは非常に困難で、昨年はボクも苦労した。そして今年は、キャプテンの石井選手と変わらぬアベレージで走れたことにホッとした次第である。つまりJOY耐は、ボクたちモータージャーナリストが腕を磨き続ける場所としては、本当にうってつけなのである。
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