日産DAYZ、超激戦の軽ハイトワゴンに参戦
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:菊池 貴之
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今回の試乗モデルは、ノーマルもハイウェイスターもNAエンジン車のみ。というのは、ターボに標準装備の横滑り防止装置やヒルスタートアシストなどの装着が遅れているために、ターボは8月発売となっているからだ。
NAモデルは660ccの直列3気筒エンジン+エクストロニックCVTで、49ps/56Nmを発揮する。14インチタイヤ装着のX、15インチタイヤ装着のハイウェイスターGを乗り比べてみると、同じパワートレーンのはずでもやや乗り味は違う。車重が10kg違う影響もあるのか、Xの方が出足の軽快感があり、ハンドリングの機敏さも強く感じる。ハイウェイスターGも軽快感がないわけではないが、2000~3000rpmあたりのトルクが物足りなく感じる場面が幾度かあった。ターボなら、そのあたりからのパワフルな加速が手に入るはずだが、NAでも速度がのってしまえば安定感があり、加速・減速のコントロールもしやすい。NAにはアイドリングストップが付くが、再始動のレスポンスが早く自然で、ほんの少しのブレーキング時にも積極的にエンジンを止めようとするので、街中では燃費アップ効果が期待できそうだ。
ただ、発売時点でハイトワゴンNo.1に立ったた29.2km/Lの燃費は早くも抜かれ、そもそも燃費だけでは大きな魅力にはなりえない時代。走りの上質感はワゴンRやムーヴが一歩抜きんでているし、ムーヴやワゴンRが採用する「スマートアシスト」のような緊急時の自動ブレーキは、今後軽自動車でもマストになっていく傾向だ。もしデイズが早々にそこを押さえて発売していたら、もっと大絶賛されていたことだろう。
とはいえ、魅力的なデザイン、質感の高さという、まだまだ軽自動車の弱いところを見事に引き上げてきたデイズ。NMKV第二弾として来春発売が予定されているスーパーハイトワゴン、デイズ ルークスの仕上がりも楽しみだ。
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