スバル新世代ボクサー搭載車を一気乗り!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:菊池 貴之
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またDITだけでなく、NAエンジンの進化も大きい。今回NAモデルは2.5Lが新世代のボクサーユニットであるFBとなった。これまで新世代のFBユニットはフォレスターで2.0L、インプレッサで1.6Lが採用されたが、2.5Lは今回が初となる。この2.5Lは最高出力173ps/最大トルク24.0kgmと、DITと比べると数値的には見劣りするが、実際のフィーリングはDITとはまた違った良さが確実にある。
例えばアウトバックに搭載されているFB25を試したが、日常使用ではむしろ体感的にも十分以上の力感があり、穏やかなフィーリングで癒されるような感覚がある。物足りなさはなく、「これが良い」と思えるだけのものが確かにあった。
しかし今回のモデルはそうしたDITユニットや新世代のFB25に加えて、シャシーそのものに一層の磨きがかかったことも忘れてはならない。実は現行型のレガシィが登場した際、ポテンシャルの高さは感じられるが、スポーティな味付けに関してはまだ表現しきれていない世界がある、と評した。しかし今回の改良によって、特にDIT搭載モデルでは、これまで表現しきれていなかったスポーツ性の部分が見事に表現されたといえる。
具体的にはこれまでのモデルは走らせた時に、快適性が感じられるような仕立てが意識されていたため、クルマの動きが全体的に緩慢な感じがあった。特に操舵した時にノーズの反応がおっとりした感じで、先代モデルに感じられた水平対向エンジン搭載ならではのキレ味の良さは、さほど感じられなかった。しかし今回のモデルでは、サスペンションの余分な動きが削ぎ落された感じで、操舵に対して素直な反応を見せる。結果ハンドリングがこれまでに比べて格段に締まった感覚を手に入れたわけだ。
またNAエンジンを搭載したアウトバックなどもシャシーは熟成が進んでおり、レガシィシリーズ全体で確かに言葉通りの全性能進化を果たしたといえる。
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