次期ポルシェ マカンは全車EVになる、の衝撃発表が文字通り事実であるこれだけの理由(追記あり)
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
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もちろん、そこにはテスラという現実的な脅威も影響している。2017年のヨーロッパのプレミアムカー市場で、テスラ モデルSの販売がメルセデス・ベンツSクラスを上回りナンバーワンになったというニュースは衝撃的だった。今のこのセグメントは、そういう状況にあるのだ。
パワートレインとしての高効率性や真の意味での環境性能を考えれば、必ずしもEVが一番というわけではない。高効率な内燃エンジンと電動化の組み合わせこそが、少なくとも直近ではおそらくは最適解のはず。しかしながら、このセグメントでは理屈ではなく「何か新しい、気の利いたものがほしい」というニーズに応えなければ、ブランドの存続に関わるのだ。言うまでもなく、ポルシェの主戦場もまたこのマーケットである。これから求められるのが、800psの内燃エンジンよりも、800Vの電動パワートレインであるのは自明だろう。
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