アルファロメオ初のSUV「ステルヴィオ」がNYに上陸。「ジュリア」は夏に日本上陸
掲載 更新 carview! 写真:FCA
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100年を超えるアルファロメオの歴史の中で初めてのSUVとなる「ステルヴィオ(STELVIO)」が、昨年11月のロサンゼルスMSでの世界初公開などに続き、ニューヨークMSでも披露された。
米国市場でのラインナップは、510psを放つ2.9L V6ツインターボを搭載し、ニュル北コースで7分59秒というSUV史上最速ラップを刻んだ「クアドリフォリオ」を頂点に、2.0L 直噴ターボを搭載するベーシックグレードと装備を充実させた「Ti」が設定されている。
新型ステルヴィオの概要を改めてご紹介しよう。ステルヴィオという車名は、イタリアでもっとも標高が高く、75ヶ所のカーブがある全長20kmの峠道、ステルヴィオ峠に由来。背の高いSUVながら、峠道でも爽快かつ俊敏な走りを楽しめるモデルを目指して開発された。
ボディサイズは全長4680×全幅2160(ミラー含む)×全高1650mm。アルファロメオらしい感情に訴えかけるデザインに、SUVらしい力強さを融合させている。
駆動方式は全グレードでAWDのQ4システムを搭載し、完全停止まで行うACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や衝突被害軽減の自動ブレーキなども採用する。
ベーシックグレードが搭載する2.0L 直噴ターボは、最高出力280ps/最大トルク400Nmを発生し、トランスミッションはZF製の8速ATと組み合わされる。さらに本国では、チューン違いの2.0L 直噴ターボ(200hp/330Nm)や、後輪駆動と組み合わせた2.2Lのディーゼルターボ(180hp/450Nm)もラインナップに加わる。
ステルヴィオの日本導入は今のところ未定。まずは夏頃に導入される新型スポーティセダン「ジュリア」を楽しみに待ちたい。
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