トヨタ のみんなの質問

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自動車業界で使われる航続距離について

電気自動車に特に多いようですが、元来航海や航空業界(航が付く乗物)に使われる言葉である、「航続距離」を車に使うのは何か意図があるのでしょうか?

航空機では燃料満タンで巡航を続けられる距離であり、船舶では航海を続けられる距離なので航続距離で正しいと思います。
そもそも航続距離は舟発祥のコトバであり、航空用語も基本は航海用語からの流用になっていますので、これらの業界で使われるのは当然で全く違和感はありません。

しかし、車が走る事を表す表現に航の付くコトバはないのに、電気自動車などの走行可能距離を「航続距離」と表現されると、かなりの違和感があります。

航続距離とは英語にするとrangeであり、主に飛翔物や浮遊物に使われる単語です。
地上の距離を示す場合はmileage(走行距離)やdistance(道のり)を使うのが一般的です。

元来「航続距離」という表現はそれほど一般的ではなかったかと思います。
むしろ「走行(可能)距離」の方が一般的かと思うのですが、なぜあえての航続距離なのでしょうか?

また従来からドライブのことをクルーズ或いはクルージングとか表現されることに違和感を覚えると共に、見てるこっちが気恥ずかしさを感じていましたが、このような用法は極一部の恥ずかしい人が使うだけでしたので看過していました。

しかし航続距離は最近一般的に(燃費などを公開するブログなどにも)よく見かけるようになったので、皆さんは違和感を感じないのか?また違和感を感じない方々は何故「走行距離」より「航続距離」を使うのかを教えて頂きたく質問いたしました。

※因みにクルーズコントロールという機能があります。
この名称も、最初に搭載したといわれるアメリカ、クライスラー社のインペリアルがAuto Pilot(自動操縦)という恥ずかしい名前でリリースし、トヨタがクラウンにそれを初採用したときは「オートドライブ」というまだマシ(※)な名称でした。

それが、いつからなぜ定速走行装置の一般名称がクルーズコントロール(巡航制御)などといううれし恥ずかし名称になったのでしょう?
精々スピードホールド、オートアクセル、オートスピードくらいが良いところじゃないかと思うのですが。


※速度が保たれるだけでハンドル操作やブレーキまで制御する訳ではないので、自動運転はおこがましいですが、まだパイロット(=操縦)がドライブ(=運転)になっているところを評価。

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ベストアンサーに選ばれた回答

実際海外ではどのように呼ばれているのでしょうかね。

昔から日本は、海外の物を日本だけの仕様にして取り入れるのが上手ですよね。
言葉にしてもしかり、その際足る物が和製英語です。
今回のように、本来の英単語の意味とかけ離れた意味になることもしばしば。

ちなみに自分は、走行可能距離と呼んでいましたが、
略そうにも、走行距離では、ここまで走ってきた距離なのか、これから走れる距離なのかが判らないので困っていました。

その点、航続距離という単語は、本来の意味合いは置いておくとして
走れる距離という意味合いも強く、単語もかっこいいのでよくできていると思いました。

他にも車用語はイメージ先行なので、いろいろと錯綜を続けていますね。

質問者からのお礼コメント

2012.11.15 12:32

なるほど。少なくとも違和感を感じる人は多くないようですね。

「車用語はイメージ先行で、錯綜を続けている」というのはその通りだと思いました。
余りカッコ良いものではない用語が一般化してしまうのが悩みどころです。

その他の回答 (1件)

  • 英語圏でも、自動車が満タンの燃料で走行できる距離を指す言葉として、船舶や航空機と同じ「range」という単語がごく普通に使われていますよ。
    例えば、電気自動車に発電用のエンジンを搭載して走行可能な距離を伸ばしたものを「range extender」と呼んでいますし、大陸を横断するようなトラックには、無給油で長距離を走れるよう「long range fuel tank」なるものを装備しています。
    つまり、船舶用語を自動車の分野に持ち込むという発想は洋の東西を問うものではなく、日本における航続距離という言葉は、英語圏におけるrangeと同じ使い方をしているだけに過ぎないのです。
    きっと質問者さんは”航”という文字があるがために、しっくりこないとお思いなのでしょうけど、それを言うなら、「flagship(旗艦)」のほうがもっと違和感があるはずでしょう。
    これなどは、明らかに船そのものであるにも関わらず、乗り物でさえもない分野にまで一般化しているのは日本も海外も同じです。
    日本オリジナル(?)としては「超弩級」や「舵取り」などもありますが、船舶はそれだけ歴史が長いからこそ、このような比喩表現がなされる機会も多かったのでしょうし、正直、こうした用法をいつ誰が始めたのかは調べてもきっと分からないと思います。
    ただ、「言葉は生き物である」と言われるように、その意味や使われ方は時代によって変化してくるものですから、本来の語源からは遠く離れてしまったものであっても、それで定着してきたという既成事実のほうが重要になってくるのではないでしょうかね。

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