トヨタ のみんなの質問

解決済み
回答数:
4
4
閲覧数:
5,467
0

キャブレターについて教えてください。

多気筒エンジンのキャブレターは、
気筒数に合わせたチョーク、ベンチュリー経路があるものだと思っていました。
例えば、4気筒ならツインチョークキャブを2基、6気筒ならツインチョークキャブを3基、
8気筒ならツインチョークキャブを4基、12気筒ならツインチョークキャブを6基、
もしくはトリプルチョークを4基(BBやミウラなど)という感じです。
しかし、60年代のフェラーリ330GTはV12エンジンなのに、キャブレターは3基です。
1基のキャブで4気筒ぶんということですよね?
チョーク、ベンチュリー経路はどうなっているのでしょうか?
この考え方なら、4気筒はキャブ1基で、8気筒はキャブ2基でもいける?
どなたか、ご存知の方、わかりやすく教えてください。

補足

単気筒のキャブをシングル、2気筒ぶんのキャブをツインチョーク、3気筒ぶんのキャブをトリプルチョークと言いますが、4気筒ぶんのキャブはなんと言いますか?回答者様がおっしゃっている4気筒ぶんのキャブはチョークとベンチュリー経路は4つですか?本でざっと見たところでは、330GTのキャブはダブルチョークと書いてあります。

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

クラウンの6気筒もシングルキャブがありました。

キャブが二個あるのはツインキャブです、
キャブが三個ある国産市販車は箱スカ、ケンメリ
のGTーRで、ウェーバーキャブが三個装着
されていました。
このキャブは2バレルあるいは4バレルキャブとは全く
構造が異なり始動時に少しでもアクセルを踏むとかから
ないものでした。
ダブルチョークはウェーバーキャブレターあるいはソレックス
キャブレターの事です。
ダブルチョークとツインチョークは同意語で日本語に直訳
すると双胴型という意味でレース車又はそれに準ずる車
に使われます、セッティングバーツが簡単に交換できる、
スロットルホール内の抵抗が少なく吸入抵抗が少ないメリットが
あります。

ウェーバー、ソレックス共、一つのキャブに対して空気の吸い込み口
が独立して二箇所あります、すなわち胴が二箇所ある事から
双胴型と呼ばれています。

トリプルチョークは一個のキャブに対して三つのベンチューリー部(胴部)が
あるからその名前が付いています、しかしこの場合は一個のキャブが
三気筒をまかないますから実質一気筒一キャブの原理になります、
V12気筒の片バンクに二個このキャブがあればいい訳です、
ツインチョーク、ダブルチョークの場合は一個のキャブで二気筒をまかなって
います、二個のベンチュリー(胴部)を持っていますので二気筒を
まかなっても一気筒一キャブの原理になります、
トリプルチョークの製造メーカーはウェーバー製になります。

バイクの場合はウェーバーに対してCRキャブがあり、吸入
抵抗が少なく簡単にパワーアップの手段として現在もよく
使われます。
ソレックスは国産製でミクニが製造しています。

ホンダの空冷4気筒のクーペ9には4連装キャブが存在
しました、この場合は4キャブ(フォーキャブ)と呼ばれて
いました、キャブの型式はミクニ製ダイヤフラム式のCVキャブ
で、それが四基装着されていました。

ハコスカGTX、510ブルSSSに装着されていたSU型ツインキャブ
は同じCVキャブでも油圧ピストンを利用した物がありました。

4バレルあるいは2バレルキャブの一番の欠点はプライマリー側から
セカンダリー側へ切り替わる時の谷で、それを無くしたのがCVキャブ
でした、当時のスポーティな車がこぞってCVツインキャブを装着した
のはその為です、
初代セリカには4バレルキャブを二基備えたツインキャブ車もありました、
GTモデルは勿論ツインカムのソレックスキャブを二基装備したツインキャブ
でしたが・・・

バイクでは4気筒4キャブが電子制御が導入されるまでは
一般的でした・

質問者からのお礼コメント

2012.2.11 16:12

詳しく説明してくださり、ありがとうございます。

その他の回答 (3件)

  • そもそもの認識に間違いがあります。


    「シングルチョーク」「ツインチョーク」というのは、
    キャブレター内に空気の流通経路(バレル)がいくつあるかを指しています。
    単気筒分、2気筒分という意味ではありません。


    キャブレターを使ったエンジンの場合、
    流入空気の流れはできるだけ直線的な方が出力的には有利で
    そのためにキャブレターを各シリンダ毎に設けるのが望ましいのですが
    コストや重量の点から難しいために
    ツインチョーク(ツーバレル)キャブレターを使っているのです。


    したがって、必要な吸入空気量が確保できて
    空気の流れに問題が無ければ
    (マニホールドで空気を分配するようにして)
    気筒ぶんのバレルは必ずしも必要ありません。
    (その代わり、大口径のキャブレターが使われます)


    逆に高性能エンジンでない限り、
    エンジンに付くキャブレターのバレル総数は
    気筒数よりも少ないものがほとんどです。

    回答の画像
  • 必ずしも気筒あたり一個のスロットルである必要はまったくありません。
    ニッサンの六気筒など二個のSUキャブでした。
    一つのシリンダに一個のスロットルにすれば吸気管を最短にでき、高回転では都合が良いのでレース用ではそのようにします。
    しかし一般用としてはウエーバーなどのキャブレターは非常に高価ですし、実用上ではアンバランスになりやすく、
    毎週調整しなくてはならないほどです。
    調整しなくともある程度の性能が得られる妥協として少ないキャブレターでまかなったというわけです。
    国産ではプリンスのS54Bにウエーバーが装備されていましたが、
    キャブレターの価格だけでクルマが一台買えるなどと言われたものです。
    それほどウエーバーは当時高価であったのです。

  • 左右各2気筒へ1基のキャブが付いてるのでしょうね。
    4気筒単キャブもあるので、特に不思議とも思わないです。

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

トヨタのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離