西暦2100年頃の日本車業界はトヨタ自動車が全ての日本車メーカーを買収し日本車メーカーはトヨタ1つだけになってますか？

Answer 1

20年以上前ですが、仕事で自動車産業に関わる長々期経済動向の共同研究を行ったことがあるのですが。

まぁこちらは理系のクルマ屋（メーカーの工学研究者）で、技術動向以外のことは皆目わからなかったので、チームを組んでいた経済研究所に『いいように誘導された』感じが無くも無かったのですが。
その時の研究では、最終的に日本の自動車業界は、トヨタ、ホンダ、いすゞの3社だけが残るという予測になりました。

などと言ってるうちに、CV（トラック・バス)業界はいすゞしか残らないことが決定しました。（UDはいすゞに吸収され、日野/ふそうは親会社のメルセデス主導で合併が決まりました。）

案外当たってんじゃん？などと軽く戦慄を覚えているのですが、すると今度は乗用車メーカーですね。
一つ気になる動向があるとすると。
現在の世論は不正に対して厳しく、思えばふそうや日野も、不正で沈んでから再浮上し切れずに今日の状況になりました。
とすると最近不正問題で揺れたメーカーは、軒並み将来動向が暗いということに・・・まぁトヨタも不正出してましたけど。

過去には、トヨタが軽自動車を作った途端、『独占禁止法で訴える』弁護団が日産を中心に複数の自動車メーカーで組織されていたという話もありましたが、経営不振のメーカーをトヨタが救済するというタテマエがあれば、雇用確保と出資者保護のために阻む者はいないでしょう。

っというわけで、2035年のEV化時代までの10年で、大きな『動き』が自動車業界に起こりそうな予感がします。

しかし。
2100年といったら、そもそもクルマがあるかどうかすら怪しいです。その時トヨタがどうなっているかなんて、誰にも判りません。（『歴史は繰り返す』というなら、かつてフィアットと並び欧州最大だったオースチン/モーリスグループ（BMC）なんか、今では解散して痕跡すら残ってないし、『自動車で世界征服を成し遂げた』とまで言われたGMやフォードだって一旦倒産したぐらいです。2100年まであと75年、トヨタだってどうなるか判りません。）

Answer 2

「自動車」というカテゴリー自体が意味を失い、多様なモビリティー体系、様々なビークルが出現していると思います。

それは「家電の進化形」であったり、
あるいは「道路そのものの進化形」であったり、
はたまた「身体能力の拡張＝サイバネティクス」の領域であったり。

いずれにせよ「馬車の進化形」である”CAR”の概念が、
化石と化す時代の到来を想像します。

という、素人の妄想でした。

Answer 3

なりません。

独占禁止法に抵触するため、トヨタは現在でも今以上に国内自動車メーカーを傘下に入れることはできません。