なぜブラバムＢＭＷは直列４気筒ターボなのにタイトル獲得できたのですか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ １９８３年のＦ１のことなのですが。 よく分からないのですが。

Question

当時はルノーもフェラーリもＶ型６気筒ツインターボだったと思うのですが。
なぜ非力な直列４気筒ターボでＢＭＷはタイトル獲得できたのですか。

と質問したら。
ズルをしたから。
という回答がありそうですが。

ＢＭＷのエンジンが良かったのではなくて。
ブラバムがズルをしたからタイトル獲得できたということなのですか。

それはそれとして。
ちょっとやそっとズルしたくらいでは直列４気筒ターボとＶ型６気筒ツインターボでは馬力に差がありすぎると思うのですが。
なぜＢＭＷは直列４気筒なのにタイトル獲得できたのですか。

余談ですが。
ＢＭＷはＦ２の直列４気筒２０００㏄をＦ１用に直列４気筒１５００㏄ターボに流用したそうですが。
そんな流用エンジンでなぜタイトル獲得できたのですか。

Answer 1

ゴードンマレーが背が低くコンパクトな四気筒ターボエンジンを使って空気抵抗を抑えつつグラウンドエフェクトで車体を路面に吸い付けて1500馬力もの大パワーを活かしたからです。

このBMW製四気筒エンジンは2000ccの市販車用鋳鉄ブロックで頑丈でしたけど、ストロークを縮めた1500ターボです。
このためピストンスピードに余裕がありました。
過給圧は予選時には6バール迄高められて1500馬力を得てました。
ゴードンマレーはこの1500馬力をうまく路面に伝えつつ、コンパクトなエンジン形状を活かして空気抵抗も減らしたデザインにしたのがポイントです。

Answer 2

去年のレッドブルRB19のようにレギュレーション変更に適応できたからです。F1はこの年からウイングカーが禁止されフラットボトムとなりました。多くのチームはサイドポッドはそのままにフロアのみフラットにしたマシンを投入しました。特にターボ車はラジエターやインタークーラーの冷却系、エキゾーストパイプやターボを収納するためにサイドポッドは大型のものでした。その中で、ブラバムは直列エンジンの優位性（シングルターボ）を活かし、超小型のサイドポッドとし、重量配分を思い切り後ろにすることでリアタイヤのトラクションを稼ぐ、空気抵抗の低減を図りました。そして特殊燃料も使われていました。

１９８３年当時まだターボは完成された技術ではありませんでした。エンジンの耐久性が非常に問題でした。
BMWもそうがホンダも最初はF２エンジンがベースです。どちらもエンジンの耐久性を考えて鋳鉄製のエンジンブロックのエンジンをベースにしたからです。

Answer 3

当時の他メーカーのターボエンジンもまだまだ未熟だったということだと思います。実際メガトロン名義の1988年には相対的戦力は落ちてましたしね。

Answer 4

ブラバムがズルをした？
どんな？
まずはその確認だ。
前提が間違っていたらその後の議論は無駄なので。