日産がルノー支配下から抜けたがっていたのは、要は利益を吸われていたからですか？ だとすると年間何億円位の話なのでしょうか？

Answer 1

基本的にルノーに流れる利益はありません。
企業間で金銭の授受が行われるのは
1. 物品の売買
2. 設計含む技術使用代価の支払い
3. 共通部品使用時の台数分のロイヤリティ支払い
4. 派遣取締役等への報酬支払い
だけです。
ゴーンがいない今は 派遣取締役へのとてつもない支払いが問題になっているわけではありません。
日産が嫌がっているのは 特別議決案件について、株式を43％もっている株式がいると 毎回 その株主(つまりルノー)の承認が必要になるからです。
金銭的なことではなく、経営に口出しをしてもらいたくないからです。

Answer 2

ルノーが日産から得た配当金の総額は約１兆円です。

年間当たり、５００億円になります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/545b9041d5eeddb0ea64d071384f87a96bf1feaa?page=1

現在、ルノーは日産の４３％の株式を保有していますが（日産はルノー株の１５％を保有）、今月中にも、ルノーの保有株４３％を１５％まで減らす合意がされるようです。

https://jp.reuters.com/article/nissan-interview-idJPKBN2RU0C9

Answer 3

違いますよ。日産の日本人経営陣が「デカい顔」ができないからです。

ルノーの傘下に入ったのは日産の立て直しが日産の日本人経営陣では不可能だったから。
ルノー主導による立て直しが成功して今の日産の日本人経営陣でも継続経営が可能となったので、今度は日本人経営陣が日産社内でデカい顔をしたいがためにルノーから離れたがっているんですよ。

ルノー傘下から外れれば日本人経営陣主導になる。また以前と同じく経営に失敗して業績悪化を引き起こすのではないでしょうか。日産の日本人経営陣は無能の集まりであることは今までの流れで明白です。
今度は助けてくれる海外企業も無いでしょうから、転落まっしぐらになるのではないかと。