F1モナコGPが間近に迫ってきました。 29年前の1992年モナコGPは伝説のレースと言われていますが、どうも腑に落ちない点があります。

Question

この時、トップを独走していたウイリアムズ・ルノーのナイジェル・マンセルは、レース終盤のピットイン・タイヤ交換により、あと少しの所まで来ていたモナコGP初優勝を、マクラーレン・ホンダのアイルトン・セナに譲る形となりました。

レース後の会見でマンセルは、ピットイン・タイヤ交換の理由について「突然のパンクチャー」と語っています。
しかしレース中、川井一仁ピットリポーターは「ホイール（タイヤ？）確かに削れてるんですけど（中略）圧は抜けてない」と言っています。
川井氏の話に解説者の津川哲夫氏は、「（左リヤの）ブレーキキャリパーとホイールの間にタイヤカスだとかその他が入って、ホイール（タイヤ？）の内側を削ったってことが考えられますね」と言っていました。
※何れの発言もフジテレビF1GP中継より

そこで質問です。
①ピットインの原因となった、何かがこすれてタイヤのサイドウォールが削れている状況（またはパンク。パンクならスローパンクチャーでしょうね）を、誰がどのようにして分かったんですか？
②ドライバーのマンセルが何かの異変に気付いたのだとしたら、それは何だったんですか？タイムは落ちていなかったと思いますが。
③実際は、パンク（エア抜けあり）だったのか、サイドウォール表面が削れているだけ（エア抜けなし）だったのか、どっちですか？
④川井氏は、タイヤを見ただけで「圧は抜けてない」と言ったんでしょうか？だとすると、エア抜けがなかったかどうかは分かりませんよね。
⑤表面が削れているだけの状態（エア抜けなし）だったとしたら、なぜマンセルは「突然のパンク」と言ったのですか？
⑥表面が削れているだけなら、マンセルはピットイン・タイヤ交換しなくても1位でフィニッシュできたかもしれないのに、なぜ順位が落ちることを（たぶん）分かっていてタイヤ交換という作戦を選んだのですか？

もしネットに情報があるならURLを貼っていただきたいです。

Answer 1

ホイールナットの緩みが原因でマンセルはその異常をパンクだと思い自分の意思でピットインしたと言うのが当時の報告であります
タイヤ自体はパンクしておらずホイールナットの緩みによる変磨耗はあったみたいですけど。

Answer 2

URLはありませんが失礼します。

ナットの緩みでピットインしたと当時のF1雑誌の記事で読んだことあります。
ピットインした時は終盤で殆どの取材陣はゴール前とか行ってるのに、ピットエリアにはフジテレビ陣営しかいなかったとか。
独占情報みたいな感じで記事を取り上げてました。
30年前の記憶なので参考程度にお願いします。

1991年ポルトガルGPで右リアタイヤが外れて黒旗失格くらってます。（黒旗何度か受けていたので次戦出場停止にする審議もあったとか）
モナコではその時のトラウマが横切ったのかも知れません。

Answer 3

そのものずばりのサイトは無いですが、
Aニューウェイさんの辞書みたいに分厚い最新本では、
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2020-05-25
ナットの緩みをパンクと判断して緊急ピットインしたとあります。
チーフデザイナーさんが言うんだからこれが正解。

Answer 4

ネットに情報があるかもしれないが記憶で答えます。当時、最新のハイテクマシンFW14Bにはパンクセンサーがついていてテレメトリーでデータがピットに飛んでチームの指示でピットインしたのです。

ドライバーはタイヤのウォールが削れてるだけとか見えないのでわかりません。パンクセンサーは圧が抜けてなくても削れてるだけで反応したんですね。

走り続けていたらわかりませんよ。ウォールが削れただけでも突然バーストしたりするので。さらにマンセルはかつてチャンピォンかかったレースで突然バーストしてチャンピォン取り逃がしたことがあるので慎重にもなるでしょう。