なぜＦ１のエンジンはディーゼルにしないのですか。 欧州の乗用車はディーゼルが主流だと聞きますが。 欧州ではハイブリッドは主流になれないと聞きますが。 なぜＦ１はハイブリッドなのですか。

Question

フェラーリもメルセデスもルノーも欧州だと思うのですが。
なぜＦ１のエンジンはディーゼルにしないのですか。

と質問したら。
フェラーリのディーゼルなどありえない。
という回答がありそうですが。

確かにディーゼルのフェラーリなどありえませんが。
ですが欧州ではハイブリッドは人気がない。主流になれないのでは。
なのになぜＦ１はディーゼルではなくてハイブリッドにしたのですか。

Answer 1

単に興業上の理由でしょう。
高音をまき散らすのがF1エンジンだという認識が広まっているので
重低音のディーゼルでは商売にならないと思っているのでしょう。

その昔、インディ500にカミンズがディーゼルエンジンの
レーシングマシンを投入していい所までいった事がありますが
ガスタービン同様、レギュレーションで排除されています。

Answer 2

あはは、おもろい質問久しぶりに見つけたなあー！。
思いつかなかったよ。
座布団3枚！。

Answer 3

重くなるからでござる。

Answer 4

耐久レースではディーゼルエンジンも活躍していなかったでしたっけ。

Answer 5

昔、WECのルマン24でAudiがディーゼルで参戦してましたね


2016年のルマンにも各社ガソリンエンジン＋ハイブリッドなのに、Audiはディーゼルのハイブリッド車で参戦してました。


で、F1でディーゼル車を走らせようとすると、ディーゼルエンジンはもともと重くなりがちなうえに、性能面でガソリン・エンジンに対抗できるようにするにはある程度、排気量を大きくする必要が有ります。

ルマンのポルシェやトヨタが排気量2.0〜2.4Lと小さなガソリンエンジンを選んだのに対し、アウディはディーゼルなので4.0Lの大排気量エンジンを投入したのはこうした事情があったから。

F1にしても同じでしょう。大排気量のディーゼルエンジンじゃお話にならない

Answer 6

j54********さんへ

>なぜＦ１のエンジンはディーゼルにしないのですか。
真面目な回答をすると、、、

競う、と言う事は、規則を決めて、その枠内で争う事に成ります。
そのルールの中の一つで大事な物に、最低重量が在ります。競技終了後も、この最低重量を下回ってはいけない。。。
車の走行は加速の繰り返しですから、1gでも軽い方が加速も減速も良く効く。し、旋回半径と釣り合う速度も速く成る。ので、あらゆる知恵が絞られ、高い素材の利用にも「金に糸目を付けない」努力が払われて来ました。
で、、、
ガソリンエンジンは確実な点火着火の為に、出来るだけ混合比を濃い目にします。
実用車では排ガス対策で三元触媒を働かさなければいけない上に、燃費への要求も大きいので、吸い込んだ空気に含まれる酸素を使い尽くす「理論空燃比」14.7：1を常用します。
余剰酸素を排出しないので、三元触媒がNoxを乖離して無毒化出来る。
これに対してディーゼルは、噴射量が増えて行くと、ある所から黒煙とNOxが急増し始めるので、その手前を最大出力点と定めます。
昔から空気過剰率：λ=1.3と言われていて、3割方の空気・酸素が使い切れないまま排出されてしまうのです。そこを無理押しすれば
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13195373923

ってな事にも成る。d(^^;)

、、、と言う事は燃焼の面から見れば、排気量を3割大きくして初めて、ガソリンと同じ土俵に立てるポテンシャルしか無い、と言う事に成ります。
大きい = 重い、それがエンジンだけで無く支える車体も。
この点で、ディーゼルはポテンシャル的に負ける訳です。
これが先ず一点。
次。
燃料を揮発させて混合気として吸入し圧縮する「予混合燃焼」を使うガソリンエンジンのは、時に爆発と表現されたりする燃焼速度の速さ短さが特長です。
これに対し、空気だけ吸い込んで圧縮し、得た高温雰囲気の中に燃料を吹き込んで燃やす。
と言う事は、バーナーでボ〜〜っと空気を炙る様に加熱する。
結果、高圧に成るのが遅い、時間が掛かる、と言う事に成ります。
神が作りたもうた理想のエンジンなら、掛かる時間は零。
ガソリンエンジンでさえ、100m/sに届こうかと言う「遅さ」(爆轟からは桁違いに遅い d(^^;)ですから、その遅さの分は「時間損」が発生する。
でも、ガスを圧縮させて点火する燃焼よりも、吹き込んで燃やす方が圧倒的に遅い、と想像出来ますよね? d(^^;)
この「燃焼速度」を速くし過ぎると、ディーゼルノックとNOx生成排出量が急増してしまうので、実用化出来なかった歴史が在ります。し、コモンレールに成っても
http://www.isuzu.co.jp/technology/d_databook/technology.html

の主たる燃焼「高圧噴射」の最初の所で「初期噴射率制御」なる事をやっています。
多段に噴射出来る事を活かして、何回にも分けて噴射・燃焼を行なう。
これは、理想の低圧縮比14化に成功してNOx問題の解決に繋げたSkyactiv-Dにおいても、無くす事は出来ていません。
と言う事は、時間損と言うポテンシャルの点でも負ける。
更には、これが為に高回転化で回転馬力を稼ぐ、という方策も採れません。(2万rpmも回そうかってな事が試行されるのがガソリン d(^^;)

以上の様に、小型軽量大出力というポテンシャルの点で負けるから、ディーゼルの出番は無い、と言う事に成ります。
理詰めに考えて、適材適所を究める、からディーゼルは選ばれないのだ、と理解して下さいな。d(^^)

何か有りましたら補足なさって下さい。

Answer 7

なぜＦ１のエンジンはディーゼルにしないのですか。

高回転まで
回す事が出来ない
エンジン特性ではないでしょうか

Answer 8

フォルクスワーゲンがディーゼルエンジンの燃費や排ガスの誤魔化しをやらかした時点で欧州のディーゼル技術は行き詰ってます。

今では技術的な未来は無いとまで見做されてます。

だからだと思います。

現状世界の自動車の動力についてもEVの方向に向いたし、F1との並立カテゴリーとしてフォーミュラEと云う電気式のF1が出来て開催されているので、将来のF1もハイブリッドからEV化にするのか否か？の論議も始まってます。

技術的な流れの主流はEVです。

トヨタも今年の年頭に将来の全EV化の方向を社長が宣言しましたので、もうディーゼルでの勝負は有り得ません。

ならばアウディやポルシェがWECで培った技術をF1に引き摺り込ませた方が欧州の覇権的には有利です。

またここでフェラーリやメルセデスがイチャモン付けて政治をやらかしてるんでどうなるかは分かりませんが、、、。

因みにイギリスは２０４０年迄の完全EV化は技術的に不可能だと言って投げました。

Answer 9

ディーゼルは高速向きじゃないから

Answer 10

パワーが出ないからです。
パワーが出なければ、当然Ｆ１では使いもになりません。

パワーとは、トルク×回転数です。
ディーゼルエンジンはトルクは有るのですが、回転数が上がらないのです。

回転数が上がらない理由は２つ有ります。

１つ目は部品が頑丈で重過ぎて回転が上がりません。
ディーゼルは噴射燃料が高圧縮空気中で自着火するので燃焼圧が高くなり、部品を頑丈にします。頑丈で重い部品を高回転でブン回すと慣性質量が多き過ぎて回転摩擦抵抗がうなぎ上りします。

２つ目は燃料噴射速度が追い付きません。
ガソリンは混合燃料に点火プラグで点火し、火炎が燃え広がります。高回転になってもソコソコの速さで燃え広がり効率は落ちません。
ディーゼルの場合は自着火で急激に燃焼圧が高まるので、燃料の噴射に時間を掛けて少しずつ噴射して行きます。
低回転時は良いのですが、高回転になると燃料噴射が遅すぎてピストンが相当（クランク角４５度以上）下がってから燃え始めます。
クランク角が４５度以上で燃焼しても圧力は相当下がっているのでピストンを押し下げるトルクは生まれません。

なので、
従来のディーゼルエンジンはＦ１では使い物になりません。

今後、更に高圧インジェクターが高圧化し、噴射制御が進化すればＦ１で使われるかも知れませんね。

Answer 11

ディーゼルだと回転数を稼げないから。
F1のエンジンはエンジンパワーでなくエンジンの回転で走ってるから。
パワーはあってもエンジン回転が低いなら速く走れないから。