ルノーの決算で 赤字額が9000億円と書かれていました。 赤字の内訳は、日産の影響が三分の二だそうです。

Question

確かにルノーは日産の株の40％以上を占めており、日産が好調の時には配当金での収益が出て、ルノーとして儲かる構造は理解できます。しかし日産が赤字に陥り、株式での配当がゼロになったせいか、は 分かりませんが、日産のせいで 赤字額が拡大する理由が分かりません。株式を売買した場合は、そこで儲け、損がでるのでしょうけど、株を持っているだけで損益が出るのはどうしてでしょうか？ 私もある会社の株を少々持っていますが、時々配当金を受け取ったり、株主優待を受けたりしていますが、その会社が赤字になったからと言って、何かお金の支払いを要求されたことは当然ありません。
どうして日産の赤字の為に、ルノーが多大な損益を被ったのか、その構造というか理由を教えてください。

Answer 1

めちゃくちゃ詳しいわけじゃないので間違ってるかもしれませんが…

「企業の赤字」と「実際にお金の支払いが発生したか」は別です。
前者は損益、後者はキャッシュフローです。

個人が10万円で株を買っていて、それが去年の評価額と比べて3万円減っていれば、その時点で売ったとすれば3万円の赤字です。でも売らなければ損失は確定しませんしお金の動きも発生しません。

実際に売ってなかったとしても、企業の場合は株式の評価損等は損益で計上する必要があります。もちろん、ここに実際のお金の支払いは発生していません。

質問者からのお礼コメント

どうもありがとうございました。評価損をしている訳で、実際にお金が出ていき過ぎて赤字になっていないのですね。良く分かりました。