日産が誇大広告を良く出す理由は？

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ご質問の意図を図りかねる面がありますが、思うところがありお答えします。

自動車のメーカーは、自車の車を販売するための広告宣伝をする中、その良さを前面に押し出して広告を打つのは周知のことと思います。

ひと昔前、車は大きく、馬力があり、押し出しが強いことが良しとされる時代があったと記憶します。現在は、環境に優しく、安全性が高く、使い勝手が良いことが良しとされているように認識します。

ひと昔前の広告は、「隣の車が小さく見えます」というキャッチコピーに代表される大きさのアピール、「スポーツカーに乗ろうと思う」は、正に直球で自車のアピールをするようなものも見られたのはご承知かと思います。

時を過ぎ現在、自動車に求められるものが変化し、環境や優しさ、安全性などが前面に押し出される広告が見られるようになって来ました。

その中で日産自動車は、「お得意の」電気自動車を前面に打ち出し、自動運転のようなシーンやぶつからないことを押し出している広告が散見されます。
これは広告を見る者に対し、あたかも自動運転は可能であり、車はぶつからないものであり、電気自動車でどこまでも走ることが出来る、というように誤認させる原因になるのではないかと懸念しています。余談ですが、日産とは逆に先進安全性を一切謳わないメーカーも存在するのは興味深いことと思っています。

これを誇大広告というか否か、知る所ではありませんが、少なくともその広告を見て日産の自動車を購入する人がいるものと思われます。自分の周囲にも「プロパイロット」などという言葉に誘われ、日産車を購入した者がおりますが、どのように思うか聞いてみたいところです。

「技術の日産」、を標榜する日産自動車は、他社に先駆けて先進安全性をアピールすることに余念がありませんが、先進性をアピールすることが得策であろうということから、「誇大」と思われる広告を打ち出しているのではと推測します。